【オマーン戦のスタメン予想】出場停止の守田に代わるのは柴崎?原口?旗手?入れ替えは最小限と見るも期待の切り札は…

2021年11月16日 サッカーダイジェスト編集部

右SBでは酒井の復帰が予定される

ホームでの初戦で敗れたオマーンと今度はアウェーで再戦。リベンジを果たせるか。

 日本時間、11月17日(水)の深夜1時(現地時間16日の21時)、カタール・ワールドカップ出場を目指す日本代表は、オマーンのマスカットにあるスルタン・カブース・スポーツ・コンプレックスでアジア最終予選の第6戦、オマーン戦を迎える。

 4-3-3を採用したここ2試合、10月のオーストラリア戦と、5日前のアウェーでのベトナム戦に連勝し、勝点9でグループBの3位に順位を上げた森保ジャパン。グループA(韓国らが所属)とグループB、それぞれの上位2か国、計4か国がワールドカップの出場権を得られる(各グループ3位はプレーオフへ)レギュレーションで、勝点13の首位・サウジアラビア、勝点10の2位、オーストラリアを追う状況だ。オマーンにはホームで迎えた9月の今最終予選の初戦で0-1と敗戦。そのリベンジのためにも負けられない一戦となる。

 重要なゲームに向けては、ここ2戦でインサイドハーフとして先発した守田英正が累積警告で出場停止。一方で、怪我の影響でベトナム戦に出場できなかった右SBの酒井宏樹は復帰できる見込みだ。

 森保一監督は酒井の状況に関しては前日会見で「すでにゲーム形式のトレーニングに入っていますので、今日(試合前日)のトレーニングを見たうえで、試合のメンバー入りするか見極めたいです」と説明。さらにシステムに関しては試合のなかで流動的に変化することを補足しながら「この2試合は4-3-3で戦ってきていますが、その流れをベースにもちろん戦っていきたいと思います」と語っている。
 
 そこで4-3-3をベースにスタメンを考えていくと、まずGKはここ数試合通り権田修一が務めるだろう。前述した9月のオマーン戦では一失点しているだけに、彼も雪辱への想いを強くしているのではないか。権田の後ろには川島永嗣と谷晃生も控えている。

 最終ラインも酒井が予想通り復帰となれば、右から酒井、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都の"王道メンバー"が考えられる。もっとも左SBでは中山雄太を推す声も強く、右SBではベトナム戦で山根視来が好プレー。変化をつける意味、またウイングの新たなサポート体制構築へスタメンの入れ替えもありだとは思うが……。
 

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