「デストではなく冨安で正解だった」アーセナルのバルサDF獲得見送りは“見事な判断”と現地報道!「トミヤスはエクセレント」 

2021年10月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ガナーズは夏を通じて右SBを追い求めた」

デスト(右)の獲得を見送ったアーセナルが補強したのが冨安だ。(C)Getty Images

 移籍市場最終日にアーセナルが冨安健洋をボローニャから獲得したときは、懐疑的な見方も少なくなかった。世界的には決してビッグネームではなく、クラブはそのほかの選手たちにも関心を寄せていたからだ。
 
 だが周知のように、加入してから日本代表DFは見事なパフォーマンスを続け、高く評価されている。今夏の当たり補強のひとりとの評価も多い。アーセナルの技術部門を担当する幹部のエドゥは、ほくそ笑んでいることだろう。
 
『THE BOOT ROOM』は、冨安の活躍を受け、アーセナルがバルセロナのセルジーニョ・デストを獲得しなかったのは正解だったと報じている。
 
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 同メディアは「ガナーズは夏を通じて右SBを追い求めた。トミヤス加入の前に報じられていたのがデストだ。だが、それからわずか数か月で、アーセナルがデストを獲得しなかったのは見事な判断だったと思われる」と伝えた。
 
 スペインでバルセロナがデストを放出するとの報道があることを紹介したうえで、『THE BOOT ROOM』は「デストにとってフェアに言えば、彼は今季の大半の試合に出場している。ラ・リーガで9試合に出て、左右のSBにウィングも務めた。だが、それで十分ではないようだ」と続けた。
 
「アーセナルは、うまくやり過ごせたひとりとして振り返ることができる。もちろん、加入してからのトミヤスのエクセレントなパフォーマンスがその助けとなっている。エドゥとミケル・アルテタは夏に多くの批判を浴びた。だが、デストとトミヤスに関しては、彼らは正しかったようだ」
 
 もちろん、サッカー界では瞬時に評価が移り変わる。シーズンが終わったときも、冨安が「今季のヒット補強」であり続けることを願うばかりだ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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