「最高ではなかった」冨安健洋のパフォーマンスに地元メディアは厳しめ評価!「平凡なスタートを切った後…」

2021年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点を演出したプレーは評価されたが…

クリスタル・パレス戦で5試合連続の先発出場を果たした冨安。(C)Getty Images5

 現地時間10月18日に行なわれたプレミアリーグ第8節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、クラブOBのパトリック・ヴィエラが率いるクリスタル・パレスとホームで対戦し、2-2のドローに終わった。一時は逆転を許す展開だったが、後半アディショナルタイムにアレクサンドル・ラカゼットが同点ゴールを決め、公式戦6試合負けなしとしている。

 冨安は5試合連続で先発し、開始8分にニコラ・ペペとのワンツーからピエール=エメリク・オーバメヤンの先制ゴールをお膳立て。試合後にはミケル・アルテタ監督は「良い瞬間と悪い瞬間があったが、ほかの選手と同じように、彼には本当に満足している」と語ったようだ。

【動画】冨安が5試合連続で先発したクリスタル・パレス戦のハイライトをチェック!

 ただ、現地紙の採点では冨安の評価は厳しめだ。現地紙『Evening Standard』は10点満点中「5」点をつけ、「ペペとの連係で先制点を演出したが、右SBとしては全体的に平凡な好調なスタートを切った後、少し落ち込んでしまった」と寸評を添えている。
 
 また、現地メディア『90min』も「5」点評価。「身体をよく動かしていたが、少しやりすぎの感があった。ボールがどこに落ちるかをよく考えずにクリアしてしまう場面もあった」と指摘している。

 現地メディア『football.london』は「6」点をつけ、「ボールを持った瞬間の動きが悪く、少し上がりすぎになってしまう場面があった。(ウィルフリード・)ザハとの対戦を多くの人が心配していたが、コートジボワール人の選手がピッチにいなかったとしても、アーセナルにおける冨安の最高のパフォーマンスではなかった」と綴っている。

 ただ、冨安のほか、劇的同点ゴールを挙げたラカゼット以外に対する選手の評価は軒並み厳しめとなっている。冨安の加入後に3連勝と勢いに乗ったアーセナルだが、直近2試合はドロー決着と勝ちきれない状況に陥っている。アルテタ監督が率いるチームは、正念場を迎えていると言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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