冨安健洋がフル出場のアーセナル、ラストワンプレーでラカゼットが劇的同点弾!ヴィエラが率いるパレスとドロー決着

2021年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

CKの流れから95分に

5試合連続でスタメン出場を果たした冨安。(C)Getty Images

 現地時間10月18日に開催されたプレミアリーグ第8節で、13位のアーセナルは、クラブのレジェンドであるヴィエラ新監督が率いる14位のクリスタル・パレスとホームで対戦。冨安健洋はリーグ戦5試合連続で先発に名を連ね、右SBに入った。

 前節はブライトンとスコアレスドローに終わり、公式戦の連勝が4でストップしたアーセナルは、開始8分に試合を動かす。冨安とのワンツーからペペが放ったシュートはGKグアイタに横っ飛びで防がれるも、こぼれ球をオーバメヤンがダイレクトで流し込んだ。

 先制点以降は押され気味となるが、22分にショートカウンターを発動し、最後は背番号10のスミス・ロウがゴール前で右足を振り抜くが、グアイタに阻まれる。

 35分には左サイドのミッチェルのマイナスの折り返しから、エドゥアールに左足でシュートを放たれるも、クロスバーの上を越える。さらに前半アディショナルタイムには、右サイドからアユーにベンテケを狙った鋭いクロスを送り込まれるが、マークについていた冨安がきっちりと身体を寄せ、仕事をさせない。
 
 前半を1-0とリードして終えたアーセナルだが、後半開始早々の50分に追いつかれる。冨安からパスを受けたトーマスが敵陣でボールを奪われると、最後はベンテケに右サイドネットを揺らされた。

 その後は五分五分の展開となるなか、72分には5分前に交代で入ったばかりのラカゼットがオーバメヤンのワンタッチパスから抜け出し、ペナルティエリア内からシュート。しかし、スペイン人守護神の好守に遭いモノにすることはできない。

 絶好機を逃してしまうと、直後の73分にパレスに勝ち越しを許す。サンビ・ロコンガの敵陣でのボールロストから絵に描いたようなカウンターを食らい、最後はエドゥアールに強烈な一撃を叩き込まれた。

 ホームで負けるわけにはいかないアーセナルは、引いた相手に猛攻を仕掛ける。すると、アディショナルタイムの目安を過ぎた95分、CKの流れからゴール前で混戦となったところをラカゼットが押し込み、同点に追いつく。

 試合はこのまま2-2で終了。アーセナルは土壇場で勝点1を手にした。冨安は4試合連続でフル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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