「一つひとつ数字を積み上げることが大事」
約3か月ぶりに戦列復帰を果たした山中。いきなりアシストを決めた。(C)SOCCER DIGEST
復活をアピールする絶妙なアシストだった。
10月6日、セレッソ大阪とのルヴァンカップ準決勝・第1戦(1-1のドロー)で先発出場した左SB山中亮輔は、キャスパー・ユンカーの先制ゴールをお膳立てしたクロスを以下のように振り返る。
「キャスパーが相手のCBの間にくれて位置取ってくれていたので、1枚目のCBの頭越しを狙ったイメージ通りのアシストだったと思います。イメージ的には、自分の思い描いていたボールを蹴れて、そこにキャスパーが走りこんできてすごく良いゴールでした」
12分、左サイドでパスを受けると、すかさず左足を振り抜き、ゴール前にアーリークロスを供給。走り込んでいたユンカーの足元に落とすボールは、タイミング、強さともにパーフェクトだった。
この試合は山中にとって久しぶりの実戦だった。今季リーグ戦では開幕11試合は先発出場していたが、前半に負傷交代した7月7日の天皇杯3回戦・SC相模原戦以来、公式戦のピッチに立つのは実に3か月ぶりだったのだ。
「長い間離脱してしまったので、なかなか難しい時間を過ごしました。ようやくピッチに戻ってこられて幸せな時間でした」
10月6日、セレッソ大阪とのルヴァンカップ準決勝・第1戦(1-1のドロー)で先発出場した左SB山中亮輔は、キャスパー・ユンカーの先制ゴールをお膳立てしたクロスを以下のように振り返る。
「キャスパーが相手のCBの間にくれて位置取ってくれていたので、1枚目のCBの頭越しを狙ったイメージ通りのアシストだったと思います。イメージ的には、自分の思い描いていたボールを蹴れて、そこにキャスパーが走りこんできてすごく良いゴールでした」
12分、左サイドでパスを受けると、すかさず左足を振り抜き、ゴール前にアーリークロスを供給。走り込んでいたユンカーの足元に落とすボールは、タイミング、強さともにパーフェクトだった。
この試合は山中にとって久しぶりの実戦だった。今季リーグ戦では開幕11試合は先発出場していたが、前半に負傷交代した7月7日の天皇杯3回戦・SC相模原戦以来、公式戦のピッチに立つのは実に3か月ぶりだったのだ。
「長い間離脱してしまったので、なかなか難しい時間を過ごしました。ようやくピッチに戻ってこられて幸せな時間でした」
そう試合後に振り返ったように、この日の山中は解き放たれたように何度も豪快なオーバーラップを仕掛けて、攻撃にアクセントをもたらしていたのが印象的だった。
「攻撃で違いを出すところを求められていると思うし、そこには自信を持ってやっています。こうやって一つひとつ数字を積み上げることが大事なので、そこで他の選手と違う部分を出していければいいなと思っています」
ひと振りでビッグチャンスを創出する左足はやはり大きな武器。「やっぱり公式戦のピッチは全然違うなと思いました。試合勘やコンディションはもっと上げていかないと」と話したが、改めてその攻撃性能を見せつけ、その存在感を示した。
現在は明本孝浩が地位を固める左SBで、再びレギュラーに名乗りを挙げられるか。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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「攻撃で違いを出すところを求められていると思うし、そこには自信を持ってやっています。こうやって一つひとつ数字を積み上げることが大事なので、そこで他の選手と違う部分を出していければいいなと思っています」
ひと振りでビッグチャンスを創出する左足はやはり大きな武器。「やっぱり公式戦のピッチは全然違うなと思いました。試合勘やコンディションはもっと上げていかないと」と話したが、改めてその攻撃性能を見せつけ、その存在感を示した。
現在は明本孝浩が地位を固める左SBで、再びレギュラーに名乗りを挙げられるか。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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