【J1採点&寸評】鹿島1-2横浜FC|MOMは先制FK弾のボランチ!鹿島はACL出場権獲得に黄信号…

2021年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――ハーフタイムでの2枚替えが効果を発揮するも…

【警告】鹿島=広瀬(45+3分)、エヴェラウド(90+3分) 横浜FC=瀬古(58分)、ガブリエウ(90分)、韓浩康(90+5分)
【退場】鹿島=なし 横浜FC=なし
【MAN OF THE MATCH】瀬古 樹(横浜FC)

【チーム採点・寸評】
鹿島  5

クラブ創設31年目のスタートを白星で飾れなかった。ハーフタイムでの2枚替えがすぐさま効果を発揮し、1点を返したものの、追撃もそこまで。ACL出場権獲得に向けて黄信号がともった。

【動画】セットプレーから2発! 鹿島vs横浜FC戦ハイライト

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5.5

先制された直接FKは相手キッカーをほめるべきだが、2失点目に至るCKの守備には疑問符が付いた。ゾーン主体の陣形とはいえ、最終的に得点者となる相手選手がフリーであることをGKからしっかり伝え、味方と共有すべきだった。

DF
22 広瀬陸斗 6

立ち上がり早々、受け手のFW上田が決めきれなかったものの、相手の背後に正確なロングフィード。得点の可能性を感じさせた。素早いスローインが1点につながった。

33 関川郁万 5.5
顔つきが随分精悍になった。目の前で失点を食らうという痛い思いがCBである自身の成長の糧になっているのは明らかだろう。
 
28 町田浩樹 5.5
後半は落ち着きを取り戻したが、前半は相手1トップとのマッチアップに手を焼き、自身のことで精いっぱい。最終ライン全体に気を配るところまでいかなかった。

2 安西幸輝 6
半身のボールキープからヒールパスで味方のオーバーラップを促し、クロスに誘導するなど、攻撃面での貢献度は大きい。だが、なかなか結実せず、もどかしさを募らせた。

MF
20 三竿健斗 5.5

ボールカットにいった足が若干遅れ、ファウルとなって、ゴール前でのFKを献上。先手を取られるきっかけを作ってしまった。

21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5(83分OUT)
攻撃の経由地としてボールへの関与は多いが、今ひとつパスの精度を欠いた。プレー強度の高い試合が続いていたこともあって疲労の色は隠せなかった。

【サポーターPHOTO】鹿島×横浜FC|チーム創設30周年記念試合に集まった鹿島サポーター

【J1第31節PHOTO】鹿島1-2横浜FC|反撃を1点に抑えた横浜FCが、鹿島に勝って最下位脱出!

次ページ鹿島――後半スタートから投入されたふたりが流れを変える働き

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事