「許されない行為」一発退場のFC東京・レアンドロに指揮官が言及。中谷もコメント「1試合出場停止では物足りない」

2021年09月22日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「彼もすごく反省して“2度とやりません”と…」

レアンドロが犯したファウルに長谷川監督がコメントした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ32節]FC東京1-1名古屋/9月22日(水)/味の素スタジアム

 1発レッドで退場となったFC東京のレアンドロの行為に、長谷川健太監督が言及した。

 ホームに名古屋を迎えたFC東京は、26分にショートカウンターからアダイウトンがグラウンダーのシュートを決めて先制する。しかし前半終了間際の43分、FKのキッカーを務めたシュヴィルツォクのシュートが、レアンドロに当たってコースが変わり、不運な形で失点。スコアはこのまま最後まで変わらず、1-1の痛み分けで決着した。

 この試合で問題となったのは、81分のシーン。レアンドロが、相手の最終ラインにプレスをかけた際に中谷進之介の顔面を殴ってしまい、VARチェックの結果、一発退場となった。

 長谷川監督は試合後の会見で、「内容的には勝っていてもおかしくない内容の試合ができた」とゲーム内容を評価。そのうえで、「だからこそあのようなレッドカードは水を差す、許されない行為」とレアンドロに苦言を呈した。
 
「試合が終わった後、彼と話をして、彼もすごく反省して"2度とやりません"というような話もしていました。今回で2度目ですし、怪我をさせるような行為だったと思います。我々としてもしっかり反省をしてまた次の試合、熱いゲームができるように、また中2日で準備していきたい」

 ファウルを受けた中谷自身も、「選手を守ってほしいので、Jリーグにはなにかしら対応してほしい。1試合出場停止では物足りない」とコメントを残している。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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