FC東京、アダイウトンの先制ゴールも勝ち切れず1-1のドロー! 名古屋はシュヴィルツォクの2戦連続弾で勝点奪取

2021年09月22日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

長友が2戦連続スタメン

FC東京対名古屋は、お互いに追加点が遠く1-1の痛み分けで決着した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは9月22日に、J1第32節の3試合を各地で開催。味の素スタジアムでは、FC東京対名古屋グランパスの一戦が行なわれ、1-1のドローで勝点1を分け合った。

 当初は10月に開催予定だったが、名古屋がACLへ出場しているため、前倒しで行なわれることとなった一戦。気温は27度と高めながらスタジアムには心地よい程度の風が吹き、涼しさも感じられる天候のなかゲームは行なわれた。

 ホームのFC東京は、11年ぶりに復帰した長友佑都が前節に続き先発出場。名古屋はACLのラウンド16でハットトリックを達成し、前節の横浜戦でも得点を挙げたシュヴィルツォクがスタメンに名を連ねた。

 FC東京は、アダイウトンとレアンドロが前線から積極的にプレスをかけてボール奪取。ショートカウンターから好機を創出していく。

 すると26分に先制。アダイウトンが相手の最終ラインに激しくプレッシングをかけてミスを誘う。ボールを奪い、速攻からアダイウトンがペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜くと、グラウンダーのシュートは、ゴール右ポストの内側に当たり、ネットに吸い込まれた。

 その後も主導権を握るホームチームだったが、前半終了間際の43分に、不運な形から名古屋のシュヴィルツォクに直接FKを決められ、試合を振り出しに戻される。シュヴィルツォクは2戦連発に。
 
 後半は、木本恭生と長澤和輝を新たに投入した名古屋に、ボールを持たれる時間を作られるも、コンパクトな守備でなかなかシュートを打たせず。逆に68分には、高速カウンターから、途中出場の三田啓貴が1対1を迎えるも、ランゲラックのファインセーブに阻まれる。

 お互いに最後まで決め手を欠き、試合は1-1の痛み分けで決着。FC東京は多くのチャンスを作りながらもホームで勝ち切れず。名古屋は7試合負けなしとしている。

 次戦はともにホームで、FC東京は25日に浦和レッズと、名古屋は26日に大分トリニータと30節を戦う。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【サポーターPHOTO】味の素スタジアムに駆けつけたFC東京サポーター!
 
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