「ストライカーだってやる」冨安健洋が明かした驚きの“ポジション観”。先輩・岩渕真奈との関係にも言及「連絡したら…」

2021年09月15日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「大切なのは試合に出ること。監督にそういわれたら、やります」

ノーリッジ戦では62分間プレーした冨安。交代時にはファンからスタンディングオベーションで見送られた。(C)Getty Images

 あこがれてきた舞台で活躍するために、どんなことでも意欲的に取り組む――そんな意気込みがうかがえる。

 アーセナルの冨安健洋が、クラブ公式チャンネルのインタビューに応じた。世界的なビッグクラブに移籍したことへの喜びを表し、「とにかく試合に出ることが大切」と語っている。

 冨安はマーケット最終日にボローニャから移籍した。夏を通じて去就が騒がれてきた中で、たびたび報じられてきたのが、自身がプレミアリーグ挑戦を望んでいるという話だ。

 クラブ公式のYouTubeチャンネルで公開された動画の中で、冨安は初のインタビューに英語で応じ、アーセナルを「世界最大のクラブのひとつ」と表現。「プレミアリーグでのプレーは子どものころからの巨大な夢」と明かし、「だからここに来られてうれしいです」と述べた。

「アーセナルの選手としてプレーできるとは想像もしませんでした。だから、とても興奮しています」

 自分のスタイルや長所を問われると、「両足を使え、DFとしてあらゆるポジションでプレーできます」とコメントしている。

【動画】英語で受け答えしている冨安のインタビューをチェック!
 前所属のボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督が繰り返し称賛し、前述のように本人も強みと自覚しているのが、最終ラインのあらゆる役割をこなせる点だ。だが、ベストポジションを問われると、「大切なのは試合に出ることです」と強調した。

「監督からやれと言われればストライカーもやります。どのポジションかは重要じゃありません」

 アーセナルにはすでに日本人選手の先輩がいる。ことし女子チームに加入した岩渕真奈だ。冨安は岩渕に連絡をしたと明かしている。

「メッセージを送ったら、応援していると言ってくれました。僕も応援しています。僕たちは良い関係だと思いますよ」

 岩渕に対するコメントを口にした後、「It's okay?」とスタッフに確認をしながら笑顔を見せた冨安。プレミアリーグでのデビュー戦は、上々のパフォーマンスで好評価を得た。ノースロンドンの地で、冨安と岩渕がさらなる飛躍を遂げるのを願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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