「ハッピーになりたいだろう?なら…」C・ロナウドの“激アツ”スピーチに同僚が感激! 指揮官も「感動した」

2021年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼の皿はまっさらキレイなままだった」

練習後にヴァランヌ(左)、バイリー(右)と話し込むC・ロナウド。 (C)Getty Images

 スター選手の加入は、チームに非常に大きな影響を与えているようだ。

 現地時間9月11日に行なわれたプレミアリーグ第4節のニューカッスル戦で、移籍後初先発を飾り、2ゴールを叩き込んで4-1の勝利に貢献したクリスチアーノ・ロナウド。これ以上ない帰還にマンチェスター・ユナイテッドのサポーターは熱狂した。そして、同僚となった選手たちも感銘を受けているようだ。

 英メディア『talkSPORT』のポッドキャストに出演したユナイテッドのベテランGKリー・グラントは、「彼の影響力は絶大で、すでに若い選手が食生活を改善するようになった」と明かしたという。

「ニューカッスル戦の前、金曜日にチームでホテルに泊まったときのことだ。皆が知っている通り、金曜日の夜には夕食後にいくつかのジャンキーなもの、甘いものが出されるんだ。アップルクランブルや、ブラウニーにクリームを添えて食べることができる。

 その時、クリスチアーノは何を食べるんだろうと選手間で話題になって、ちょっと覗いてみたんだ。だけど、彼の皿にはそういったものは乗っておらず、まっさらキレイなままだった。驚いたし、やはり感心したよ。若い選手たちはさっそくジャンキーなものに対する考え方を改めたようだった」

 そして、その席ではラファエル・ヴァランヌやジェイドン・サンチョといった新入りの選手たちが「椅子に立ち上がって歌う」お決まりの儀式を行なったという。だが、C・ロナウドはスピーチをしたようだ。

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 グラントはロナウドが話したことについて「公開するつもりはない」と明かさなかったが、ヤングボーイズとの試合前会見に出席したオレ・グンナー・スールシャール監督は、スピーチが「非常に感動的なものだった」と内容に触れている。

「ロナウドは『僕はふたつの理由でマンチェスター・Uに戻って来た』といい、『ひとつめはクラブへの愛。ふたつめはこのクラブに流れる勝者のメンタリティーだ』と語り、プロ選手としての在り方を呼び掛けた。選手たちに非常に響く内容だし、私も感激した。彼の加入によって、チームは間違いなくいい方向に進んでいると思う」

 また、英紙『The Sun』は、ポルトガル代表FWが「成功したいのであれば、心の底からクラブを愛し、食事をして、睡眠をとって、クラブのために100%を捧げてほしい。勝てば皆が幸せになれる。ハッピーになりたいだろう?」と呼びかけ、「君たちはみな素晴らしい選手だと僕は信じている。戦う準備はできているか、すべてをピッチに置いてくる用意はできているだろうか?」と語りかけると、その場で大きな拍手が起こったと伝えている。

 背番号7のスーパースターによって士気を高めたユナイテッドは14日、敵地でチャンピオンズ・リーグのグループステージ第1節、ヤングボーイズ戦に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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