【J1採点&寸評】鹿島0-3福岡|フアンマの決定率は驚異の100%。長谷部監督は完璧なマネジメント

2021年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――攻守両面でのチグハグさがぬぐえず…

【警告】鹿島=D・ピトゥカ(88分) 福岡=グローリ(35分)、クルークス(78分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】フアンマ・デルガド(福岡)

[J1第28節]鹿島0-3福岡/9月11日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 4.5
完敗だった。攻守両面でのチグハグさがぬぐえず、先制されると意気消沈。14本のシュートを放ったものの、全体的に精度を欠き、また相手GKの好セーブにも阻まれ、実を結ばなかった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
ゴール前がスカスカで、相手にスペースを与えすぎていた。最終ラインの不安定さを感じとっていたはずだが、試合の中で微調整できなかった。

DF
32 常本佳吾 5.5(75分OUT)
自身のサイドでの主導権争いは確かに上回っていたが、ボールを前に運んだ時のアイデアやクロスの質がやや乏しかった。

DF
15 ブエノ 4.5(75分OUT)
今夏ブラジルから戻り、およそ1年半ぶりのJの舞台。「成長した姿を見せたい」と意気込んだが、失点シーンでは寄せが甘く、ほぞをかんだ。
 
DF
23 林 尚輝 5
対人プレーは及第点ながら、初めてコンビを組んだブエノとの連係面に課題を残し、最終ライン全体を引き締めるまでにはいかなかった。

DF
2 安西幸輝 5.5
得意のドリブルを仕掛け、カットインからのシュートを披露するなど、コンディションがかなり上がってきた感がある。ただ、失点につながるワンツー&クロスをあっさり許したシーンは悔やまれる。

MF
20 三竿健斗 5.5
劣勢を何とかはね返そうと懸命にプレーする姿が見られたが、状況は好転せず。最終ラインの2枚替えに伴い、途中からCBに入った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5
ミドルレンジから強烈なシュートを放つなど、気を吐いた。イライラが募って不用意なファウルが多くなり、警告を受けてしまった点はいただけない。
 

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