WEリーグ初代女王に輝くのは?参入11チームの選手が決意表明。優勝賞金は2000万円

2021年09月06日 サッカーダイジェスト編集部

「開幕戦のチケットが完売と聞いて…」(清水梨紗)

WEリーグ開幕記者会見に臨んだ11選手。意気込みを語った。

 日本初の女子プロリーグ「WEリーグ」は9月6日、開幕記者会見をオンラインで実施。参入全チームの監督と選手が参加した。

 参入するチームは以下の11チームだ。

マイナビ仙台レディース
三菱重工浦和レッズレディース
大宮アルディージャVENTUS
ちふれASエルフェン埼玉
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
ノジマステラ神奈川相模原
AC長野パルセイロ・レディース
アルビレックス新潟レディース
INAC神戸レオネッサ
サンフレッチェ広島レジーナ

 記者会見では、それぞれの選手が開幕に向けて意気込みを語っている。
 
浜田遥(マイナビ仙台レディース)
「開幕に向けてチーム全員で取り組んできたので、今は本当にワクワクした気持ちでいっぱいです。攻守に渡ってアグレッシブに戦うのが私たちのサッカーなので、昨年までとは違った私たちのサッカーを見せられるとは思っています。個人的にはこれといった特徴はないんですけど、最後まで諦めずにボールを追う姿を見せられたらなと思います」

柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース)
「ベレーザさんという良いチームと開幕で試合ができるので、『対相手』というところももちろんあるんですけど、今まで私たちがやってきたサッカーの質をもうひとつ上げることをずっとやってきました。もちろんWEリーグの初代チャンピオンを目指してチームとして戦っていきたいと思います。また、やっぱりいつも支えてくださっているファン・サポーターの方々に勝利というところで恩返しできたらと思っています」

有吉佐織(大宮アルディージャVENTUS)
「(チームは)ゼロからスタートしたので、未来につながる土台作りをしていくなかで、リーグが開幕するまでの半年間は長いようでとてもあっという間でした。ただチームがどこまで通用するかすごく楽しみでもあります。大宮は暖かい雰囲気があり、プレシーズンマッチでもたくさんの応援をいただきました。そのなかでファン・サポーターにはVENTUSらしいサッカー、熱い戦いを見せたいです」

山本絵美(ちふれASエルフェン埼玉)
「年齢も結構幅広く、選手もいろんなところから集まって、いちからという感じで始まったんですけど、今は開幕に向けてみんな気持ちをひとつにしてしっかりトレーニングしています。(初戦の相手である広島は)経験のある選手もいますし、力のある若手もいると聞いている。そういう相手に対して、広島さんだけではなく、どの相手に対しても全力でぶつかりに行って勝ちに行くだけ。そういうサッカーをして勝点を取りに行きたいと思っています」

林香奈絵(千葉)
「外国籍選手が加わって今まで以上にコミュニケーションを密に取っていかないと、上手くいかないと感じているので、ピッチ内で特に今まで以上に説明が多かったり、選手同士の会話は増えていると思います。(開幕節は試合がなく、理念推進日として活動をすることになりますが、)WEリーグの理念として一人ひとりが輝く社会の実現、発展に貢献するということで、ジェフのクラブの理念としても本当に重なることが多いと思っています。そのなかでまずはWEリーガーとして、そしてジェフレディースの選手としてもひとりの人間としても、様々な生きやすい世の中を作っていきたいと思っています。私たちサッカー選手がそういった活動をすることで、注目を集めることになったり、関心を持っていただく機会を作ることができると思っているので、サッカーと同じくらい、それ以上のパワーで積極的に取り組んでいきたいと思っています」

清水梨紗(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
「開幕戦のチケットが完売と聞いて、WEリーグの期待度はすごく高いなと思ってワクワクしています。(初戦の浦和戦では)ベレーザらしいサッカーということで、つなぎながら縦への力強さを見せていけたらいいと思いますし、そのなかで自分もチームが勝てるように一生懸命、走りたいなと思います」

【PHOTO】個性溢れるカラフルなデザイン!「X-girl」が手がけたWEリーグ所属7チームのユニフォームを一挙紹介!

次ページ「ひとりでも多くの方にWEリーグに興味を持ってもらいたい」(中島依美)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事