“大阪ダービー”3連戦の初戦はセレッソに軍配! 松田陸の今季初弾を守り抜き伝統の一戦を制す!

2021年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪は清武が早々に負傷交代も…

松田陸の決勝ゴールでC大阪が伝統の一戦を制した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは8月28日に、J1・第27節の5試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪対セレッソ大阪の一戦が行なわれ、1-0でC大阪が勝利を収めた。

 9月1日と5日にもルヴァンカップの準々決勝で対戦する両チームにとって、この試合は"大阪ダービー"3連戦の初戦となった。
 
 G大阪は13位、C大阪は12位。勝点30で並ぶ両者の上位進出へ負けられない戦いは、C大阪が立ち上がりから攻勢に出る。

 5分にペナルティエリア内で加藤陸次樹が反転シュートを放つも、相手DFのブロックに遭う。17分には清武弘嗣が負傷交代。予期せぬトラブルにも惑わされることなく、24分にアダム・タガートが左ポスト直撃のシュートを放つなど、再三にわたり好機を創出する。

 G大阪も素早いカウンターなどから得点の匂いをさせるも、相手の守備を崩し切るに至らず、0-0で前半を折り返す。
 
 そして試合が動いたのは、後半開始早々の51分。C大阪が敵陣深くでボールを繋ぐと、最後はペナルティエリア手前中央から松田陸が、思い切りよく右足を振りぬく。放たれた低い弾道のシュートが右ポストの内側を叩き、ゴールに吸い込まれた。松田陸はこれが今季初ゴールに。

 その後もセカンドボールへの反応がはやく、球際でも勝ち切り、試合を優位に進めたC大阪がウノゼロ勝利。アウェーで伝統の一戦を制した。

 次戦のリーグ戦、G大阪が9月12日にホームでベガルタ仙台と28節、C大阪が8日にアウェーで北海道コンサドーレ札幌と19節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】松田陸が決めた豪快な決勝ゴール! グラウンダーショットをゴール右隅に沈める
 

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