シャキリがリバプールからリヨンに完全移籍へ! 南野拓実の去就にも影響か

2021年08月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

出場機会を求めて移籍を志願していた

初のリーグ・アンへの挑戦となるシャキリ。(C) Getty Images

 今夏の去就が注目されていたリバプールのスイス代表MFジェルダン・シャキリの新天地が、ついに決まったようだ。

 現地時間8月22日、『スカイスポーツ』など複数のメディアが、リヨンがリバプールと基本合意に達したことを報じている。移籍金は1100万ユーロ(約14億3000万円)で、メディカルチェックの後、正式発表されるという。


 2009年に母国のバーゼルでキャリアをスタートさせたシャキリはその後、バイエルン、インテル、ストークでプレー。18年夏に、現在所属するリバプールに加入していた。

 しかし、リバプールでは度重なる故障の影響などもあり、なかなか定位置を奪うことはできず。一昨シーズンは7試合、昨シーズンは14試合の出場に留まっていた。
 
 昨夏から今夏にかけては、より多くの出場機会を求めて移籍の意志を示し、クラブ側も換金要員として売却を望んでいたものの、なかなか買い手がつかない状態が続いていた。

 ただ、今年6~7月に行なわれたEURO2020ではスイス代表の攻撃の柱として大活躍。3ゴールを挙げてベスト8進出に大きく貢献した。

 この活躍によって他クラブからの評価も見直され、今夏の移籍市場ではリヨンをはじめ、ラツィオ、ナポリ、ビジャレアルなど、多くのクラブから関心を持たれていた。

 シャキリが退団すれば、リバプールの日本代表FW南野拓実にとっては、ライバルが一人減ることになり、その去就に影響を与えるかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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