大会記録の26ゴールにあと2点と迫る勢い。フィールド15人中12人が得点をゲット!
準々決勝までの4試合で24得点を挙げている青森山田。圧巻の強さを見せつけている。写真:松尾祐希
[インターハイ準々決勝]東山2-5青森山田/8月19日(木)/三国運動公園陸上競技場
4試合で24得点。準々決勝終了時点で1982年度の帝京と2014年度の東福岡が記録した大会記録の26ゴールにあと2点と迫るなど、圧倒的な攻撃力で14年度以来となるベスト4へ駒を進めた。
【PHOTO】2021年インターハイを熱くする"逸材タレント"を写真でチェック!~MF編
4試合で24得点。準々決勝終了時点で1982年度の帝京と2014年度の東福岡が記録した大会記録の26ゴールにあと2点と迫るなど、圧倒的な攻撃力で14年度以来となるベスト4へ駒を進めた。
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U-18高円宮杯プレミアリーグEASTでも首位を走っており、実力が頭ひとつ抜けているのは確かだ。とはいえ、相手は熾烈な都道府県予選を勝ち抜いたチームばかり。そうした相手に付け入る隙を与えず、怒涛のラッシュを決め込んでいるのは流石の一言だ。
とりわけ、今大会で際立っているのは多彩な攻撃だ。ロングスローを含めたセットプレーの強さは健在で、サイドアタックや中央突破、ショートカウンターなど様々な形からネットを揺らしてきた。また、試合ごとに得点者が変わるのもチームの強み。実際に今大会でゴールを決めた選手はフィールドプレーヤー15人中12人。8-0で勝利した初芝橋本との2回戦は7人で8得点を奪い、同じく8-0で勝利した丸岡との3回戦は8人で8得点を挙げた。
8月19日に行なわれた準々決勝の東山戦も5-2で快勝。4人で5得点を挙げ、多彩なゴールバリエーションで相手に付け入る隙を与えなかった。
どこからでも誰もが得点を奪う――。東山戦では、それを象徴するふたつのゴールが見られた。ひとつ目が1-0で迎えた19分に奪った右MF田澤夢積(3年)の得点だ。左MF藤森颯太(3年)が右サイドを打開。ゴール前にクロスを入ると、逆サイドを主戦場とする田澤がファーサイドに飛び込んでネットを揺らした。
「逆サイドのクロスに蓋をすることは決まり事。やるべき仕事を遂行したことが得点につながりました」と、田澤は冷静にゴールシーンを振り返ったが、簡単なことではない。2トップの名須川真光(3年)、渡邊星来(3年)、トップ下の松木玖生(3年)が合わせられなくても、逆サイドの選手がゴール前にきっちり詰める。サボらずにきちんとゴール前に入り切っていたからこそ、生まれた得点だった。
とりわけ、今大会で際立っているのは多彩な攻撃だ。ロングスローを含めたセットプレーの強さは健在で、サイドアタックや中央突破、ショートカウンターなど様々な形からネットを揺らしてきた。また、試合ごとに得点者が変わるのもチームの強み。実際に今大会でゴールを決めた選手はフィールドプレーヤー15人中12人。8-0で勝利した初芝橋本との2回戦は7人で8得点を奪い、同じく8-0で勝利した丸岡との3回戦は8人で8得点を挙げた。
8月19日に行なわれた準々決勝の東山戦も5-2で快勝。4人で5得点を挙げ、多彩なゴールバリエーションで相手に付け入る隙を与えなかった。
どこからでも誰もが得点を奪う――。東山戦では、それを象徴するふたつのゴールが見られた。ひとつ目が1-0で迎えた19分に奪った右MF田澤夢積(3年)の得点だ。左MF藤森颯太(3年)が右サイドを打開。ゴール前にクロスを入ると、逆サイドを主戦場とする田澤がファーサイドに飛び込んでネットを揺らした。
「逆サイドのクロスに蓋をすることは決まり事。やるべき仕事を遂行したことが得点につながりました」と、田澤は冷静にゴールシーンを振り返ったが、簡単なことではない。2トップの名須川真光(3年)、渡邊星来(3年)、トップ下の松木玖生(3年)が合わせられなくても、逆サイドの選手がゴール前にきっちり詰める。サボらずにきちんとゴール前に入り切っていたからこそ、生まれた得点だった。