【山形】8節・秋田戦での選手エントリーの不備について懲罰決定

2021年08月18日 サッカーダイジェスト編集部

Jリーグから発表された懲罰内容は「けん責」

8節・秋田戦での選手エントリーの不備について、山形はクラブリリースで処分を発表した。

 2021年4月7日に開催されたJ2リーグ8節の秋田戦において、山形サイドにルリーニャの選手エントリーで不備があった。Jリーグの発表では、「モンテディオ山形が指定公式検査において陰性判定を得ていない選手を試合にエントリーさせた」という内容だった。

 これを受け、Jリーグから発表された懲罰内容は「けん責」。クラブサイドは「譴責 始末書提出」と発表している。また、クラブリリースに記されていた経緯は以下のとおりだった。

「チームは定期的にJリーグ公式PCR検査を実施していますが、ルリーニャ選手は途中加入であったことから、チーム合流日の都合上、公式PCR検査が実施できませんでした。そのため、本来はクラブが独自に行ったPCR検査の結果をもって、J リーグエントリー資格認定委員会に申請し、エントリー資格の認定を受ける必要がありました。

今回、ルリーニャ選手はチーム合流前にクラブが独自に行ったPCR検査で陰性判定であったものの、クラブの認識不足が原因で、J リーグエントリー資格認定委員会への申請を怠り、4月17日秋田戦にエントリーしていたことが判明し、その結果、今回の処分が下りました。

なお、ルリーニャ選手は秋田戦でベンチ入り可能な18人のメンバーに入りましたが、試合には出場しておらず、またその後の全てのJリーグ公式PCR検査で陰性が確認され、出場資格を得ております。選手本人には瑕疵はなく、すべてクラブの不手際によるものです。」
 
 また、「ファン・サポーターのみなさま」と記して、次のメッセージをおくっている。

「日頃支援いただいている関係者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今後、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事