「18歳に押され、居場所がない」南野拓実の厳しい現状に韓国メディアも注視「このままだと時間稼ぎのために…」

2021年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大きくリードしている状況で起用されなかった」

開幕節のノーリッジ戦では出番が与えられなかった南野。(C)Getty Images

 南野拓実が所属するリバプールは8月15日に行なわれたプレミアリーグ第1節で、昇格組のノーリッジとホームで対戦し、3-0で快勝を収めた。

 プレシーズンマッチで好調だった南野はベンチ入りを果たしたものの、出番は回ってこなかった。プレミアは交代枠が3人のため、致し方ない面もあるが、最後の交代カードで18歳のハーベイ・エリオットが起用されたのには、悔しさを感じたかもしれない。

 韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』もこの起用法に注目。次のように伝えている。

【動画】ケイタ→サラー→タキ!南野が鮮やかな連係からPSMで奪った「今季初ゴール」
「サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーが健在うえ、ディオゴ・ジョッタがおり、ミナミノの居場所はない。さらに、クロップ監督は83分に3枚目の交代カードで18歳のエリオットを送り出した。エリオットは、中央とサイドの両方をこなすことができる。現地では、今後、より多くの機会が与えられると予想されている」

 記事は、「ミナミノはチームが大きくリードしている状況で起用されなかった。18歳の新鋭に押されたのだ。現在の序列であれば、時間稼ぎのためや、重要でない大会に出場する可能性が大きい」と綴り、こう続けている。

「現在、(昨シーズンにレンタルされた)サウサンプトンを含めて、トルコのフェネルバフチェやイタリアのアタランタがミナミノに関心を持っていると伝えられている」

 これまでも結果を残しても、なかなか出場時間の増加に結びつかないことが少なくなかった南野。次の一戦(21日のバーンリー戦)の使われ方次第では、移籍を考える可能性もなくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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