「神様がくれた贈り物」鹿島レフティCB町田の“右足弾”に脚光!「瞬時に反応したゴラッソ」

2021年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「決めた本人も少しびっくりしてた?」

勝利を決定づけるチーム3点目を決めた町田。本職の守備でも隙のないディフェンスで完封に貢献した。写真:徳原隆元

 とどめを刺す一撃となった。

 8月唯一のホームゲームとなった24節の徳島ヴォルティス戦で、鹿島アントラーズは3-0の完勝を収めた。
【荒木遼太郎 PHOTO】常勝軍団を牽引する若きエース

 開始5分に直接FKをねじ込んだ荒木遼太郎が、80分に見事なコントロールショットで追加点を奪う。2-0で迎えた90分、チーム3点目を決めたのは町田浩樹。CKの流れから、こぼれ球に反応した永木亮太が右足を振り抜く。シュート性の強いボールが、ペナルティエリア内にいた町田のもとへ飛んでいくと――。

 左利きのセンターバックが選択したのは、トラップではなく、ダイレクトでのフィニッシュ。「ゴール方向にボールを飛ばそうと思って、とっさに足を出したら、うまくゴールに吸い込まれた」。"とっさに"出したのは、利き足ではない右足だったが、正確にミートさせて、ゴール左隅に流し込んだ。

「本当に、たまたまな部分が多かったので。神様がくれた贈り物かな、と」

 町田の今季5点目となるゴールシーンがクラブの公式Twitterでピックアップされると、称賛のコメントが集まった。
 
「FW 28 町田浩樹」
「すんごい」
「決めた本人も少しびっくりしてた?」
「面の作り方が上手かったね」
「瞬時に反応したゴラッソでしょう」
「これはミラクルだった」
「一瞬でゴールに軌道修正、エグい」
「なんやこのゴール…」
「わけわからんの決めた」
「地味にオシャレ」
「ゴール後の永木さんの優しい笑顔よ」

 本職の守備では、隙のないディフェンスで徳島の攻撃をシャットアウト。自慢の左足から繰り出されるフィードも冴えわたっていた。

 東京五輪では「全然試合に絡めず悔しい想いをした」という。そうした無念さも糧に、攻守の両局面で存在感を放つ町田のさらなる活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】レフティ町田の「一瞬でゴールに軌道修正、エグい」"右足弾"!

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