「見たくなかった光景だ」ボルドーのナイジェリア代表FWがピッチに昏倒。意識が戻り8分間プレーも途中交代

2021年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

両軍の選手たちが観客から見えないように壁を作る

カルーが倒れ、医療スタッフを呼ぶボルドーの選手たち。(C)Getty Images

 EURO2020でのデンマーク代表クリスティアン・エリクセンの一件があっただけに、心配なニュースだ。

 現地時間8月15日に開催されたリーグ・アン第2節のマルセイユ対ボルドーで、事態は起こった。フランス紙『L'Equipe』などが伝えたところによると、6分にFKの壁に入ろうとしたボルドーの10番サムエル・カルーが、ピッチに突然倒れたという。

 記事によれば、すぐに医師が駆け付け、治療する間、エリクセンが心臓発作で倒れた際にデンマーク代表のチームメイトがそうしたように、両軍の選手たちが観客から見えないように壁を作った。

【画像】壁を作る両軍の選手と意識を取り戻したカルー
 驚くべきごとに、意識を取り戻した23歳のナイジェリア代表FWは、その後も8分間プレーを続け、14分にようやくベンチに下がったという。『Madeinfoot』は、「見たくなかったストレスの多い光景だった」と伝えている。

 詳細はまだ明らかになっていないが、現地の複数メディアは、2019年のナイジェリア代表の活動中にも、カルーが脱水症状で倒れたと伝えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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