「なんて素晴らしいんだ」開幕戦ゴールの遠藤航を欧州メディアが絶賛!「中盤のボスだった」

2021年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ふてぶてしくも賢いゴールだった」

腕章を巻いてプレーした遠藤はチーム初得点をマークした。(C)Getty Images

 新キャプテンのパフォーマンスに称賛が集まっている。

 現地時間8月14日に行なわれたブンデスリーガの開幕節で、遠藤航と伊藤洋輝が所属するシュツットガルトは昇格組のグロイター・フェルトと対戦。5-1の圧勝を飾った。

 この試合でゴールラッシュの口火を切ったのが、今シーズンから主将に就任した遠藤だ。全6試合に先発した東京五輪の3位決定戦(メキシコに1-3)から8日しか経っていないにもかかわらず、ダブルボランチの一角でスタメン出場を果たすと、30分だった。

 味方がパスを回している間にするすると前線に上がり、フィリップ・フェルスターのパスを受けると、飛び出してきたGKの鼻先でふわりと浮かす技ありのシュート。冷静に今シーズン初ゴールとなる先制点を奪ってみせた。

【動画】前線に上がり冷静なフィニッシュ!鉄人・遠藤航の技あり弾はこちら
 結局、フル出場で勝利に貢献した遠藤を、シュツットガルトの地元紙『Stuttgarter Nachrichten』は、次のように称賛している。

「日本人がオリンピックから戻った後、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督は、彼はまるで離脱していなかったようにトレーニングに参加したと語った。これはまさに、新しいキャプテンがフュルト戦でとった行動だ。彼は中盤のボスだった。そして、どんなに素晴らしいキックを持っているかを示した。珍しくボールを1つか2つ失ったことは問題ではない」

 さらに、ドイツのサッカー専門誌『Kicker』が「ふてぶてしくも賢いゴールだった」と冷静なフィニッシュを称えれば、フランスのスポーツチャンネル『beIN Sports』は、「フェルスターの良質なアシストをエンドウが締めくくった。なんて素晴らしいアクションなんだ」と絶賛している。

 まさに圧巻のパフォーマンスを披露した遠藤。腕章が早くも板についている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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