「妻と泣いた」メッシ、バルサ退団の事実を父から聞かされた時の衝撃を告白「動揺し、何をすればいいのか…」

2021年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何もかもが不確かでナーバスになった」

バルサの退団会見でも涙を流したメッシ。 (C)Getty Images

 パリSGに電撃加入したリオネル・メッシが、バルセロナを退団しなければならないと知った時の心境を赤裸々に告白した。スペイン紙『MARCA』などが伝えている。

 入団発表後、ラ・リーガに精通するギジェム・バラゲ記者による英公共放送『BBC』のインタビューに応じたメッシは、代理人である父から、バルサの財政状況により、退団しなければならない事実を聞かされたことを明かした。

「父は、(バルセロナのジョアン)ラポルタ会長に会いに行っていた。戻ってきた時に、まず僕にその事実を話した。(妻の)アントネラと子供たちに話す前に準備をさせたかったんだろう」

 衝撃の事実を知ったメッシは、アントネラさんにその件を伝え、「僕たちは泣いた。非常に動揺した。そして、子供たちこの知らせを伝える最善の方法について話し合った」という。

 なかでも、気掛かりだったのは8歳になる長男のチアゴ君の反応だった。「(昨年の)12月にバルセロナに残るつもりだと言っていたので、特にチアゴにとって大きなショックになるだろうと思っていた」と続けている。

 だが、「僕たちは考え過ぎていて、子供たちは想像していなかった形で早く物事を受け入れてくれた」と語った。

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 さすがのスーパースターも、あまりに急に退団が決定し、「何をすべきか分からなかった。行くところがなかった。僕たち家族にとって激動だった。何もかもが不確かでナーバスになった」と吐露している。

 ただ、パリSGと合意に達してからは「楽しみでしかなかった」とのことで、親友のネイマールやアルゼンチン代表のチームメイトであるアンヘル・ディ・マリアやレアンドロ・パレデスと連絡を取り合ったという。

 まさにドタバタで、家族とともに花の都に降り立ったメッシ。プロキャリア初となる"バルサ以外"でのプレーに、世界中の熱視線が注がれている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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