スクデット奪還に向けユベントスが積極補強へ! 獲得候補に挙がる4選手とは?

2021年08月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ピャニッチはレンタルで獲得か

ユベントスへの復帰を希望しているピャニッチ。(C)Getty Images

 ユベントスが残り1か月を切った移籍市場で、積極的な動きを見せそうだ。

 まず、ミラレム・ピャニッチの獲得に近づいている。スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、バルセロナはロナルド・クーマン監督の構想に入っていないピャニッチを財政面の理由から放出したいと考えており、そのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFは昨シーズンまで所属していたユベントスへの復帰を希望しているという。

 ピャニッチを迎え入れるに当たり、ユベントスはレンタルでの獲得を希望。さらに年俸面でも、ピャニッチに大きな譲歩を求めるようだ。イタリア紙『Corriere dello Sport』は、現在バルセロナで受け取っている年俸(800万ユーロ=約10億円)の減額を要求し、かつてのユベントスでの年俸650万ユーロ(約8億1250万円)よりもさらに低い500万ユーロ(約6億2500万円)以下にしたいと報道。この年俸交渉で両者が合意すれば、ピャニッチのユベントス行きが決まるという。

 ユベントスは以前からマヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ)の獲得交渉も進めており、ピャニッチとの両獲りを狙っている。いずれもマッシミリアーノ・アッレーグリ新監督が加入を希望しているMFだ。
 
 さらにFWには、すでにメディカルチェックを終えたカイオ・ジョルジ(サントス)の獲得が確実。そしてCBメリフ・デミラル(アタランタ行きが濃厚)の代わりとして、フィオレンティーナのニコラ・ミレンコビッチにも興味を示している。

 ミレンコビッチのエージェントは、移籍市場に大きな影響力を持つファリ・ラマダーニ。ピャニッチのエージェントと同じ人物だ。『Corriere dello Sport』によると、ラマダーニは8月4日にミラノでユベントス側と会談しており、2選手について話し合ったという。ミレンコビッチを獲得する場合、ユベントスはダニエレ・ルガーニをフィオレンティーナに差し出す準備があるという。

 昨シーズンはインテルに譲ったスクデットの奪還に向けて、ユベントスは今夏の移籍市場を有効活用しそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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