【U-24日本 1-3 U-24メキシコ|採点&寸評】悔しい完敗で銅メダルならず。遅れてきた11番に最高評価を!

2021年08月06日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

疲れからかチーム全体に躍動感がなく…

【警告】日本=なし メキシコ=バスケス(27分)、サンチェス(42分)
【退場】日本=なし メキシコ=なし
【MAN OF THE MATCH】ベガ(メキシコ)

[東京五輪 3位決定戦]U-24日本 1-3 U-24メキシコ/8月6日/埼玉スタジアム2002

【日本代表・総評】

金メダルの夢が潰えたスペイン戦から中2日、53年ぶりのメダルを懸け、グループステージでも対戦(2-1で勝利)したメキシコと再戦に挑んだ。序盤からペースを握られると、13分にPKで先制点を献上。さらに22分と58分にもセットプレーからあっさり失点し、リードを広げられる。疲れからかチーム全体に躍動感がなく、その後の反撃も三笘の1点のみ。メダル獲得はならなかった。

【個人採点・寸評】
GK
12 谷 晃生 5.5
PKとフリーで打たれたヘッドでは3失点も防ぎようがないか。53分のコルドバのシュートは好セーブ。

DF
2 酒井宏樹 6
守備では最後まで綻びを見せなかったが、何度か見せた攻め上がりは、それほど効果をもたらせなかった。
5 吉田麻也 6
的確な対応で敵FWを自由にさせなかったが、DFリーダーとして3失点は悔しいだろう。9年前と同じく、3位決定戦で涙をのむ。

14 冨安健洋 6
出場3試合目で初失点も個人として出来は悪くなかった。FWマルティンとのマッチアップではほとんど競り負けず、シュートブロックも光った。 

3 中山雄太 6(63分OUT)
積極的な攻め上がりを見せたが、タイミングやクロスは工夫が欲しかった部分も。守備でも綻びは見せなかった。

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