「2011年の女子W杯でドイツに勝って勢いに乗ったように」。田嶋会長がなでしこジャパンを激励【東京五輪】

2021年07月27日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「トーナメントでは何が起こるか分からない」

チリ戦の結果を受けコメントした田嶋会長:写真:サッカーダイジェスト

 2021年7月27日、東京五輪でグループリーグ3戦目に臨んだなでしこジャパンはチリに1-0で勝利。これで勝点を4に伸ばし、グループEの3位でどうにか決勝トーナメント進出を決めた。

 ベスト8で強豪スウェーデンと戦うなでしこジャパンに対し、日本サッカー協会の田嶋会長は次のように激励した。
 
「ホームでファン・サポーターの方たちがいることがとても心強かった。必ずしも全てが良かったわけではないかもしれないが、交代で入った選手が得点したということはチームの狙い通りの形だったのではないか。次戦のスウェーデンは今大会で最も評価の高いチームだが、トーナメントでは何が起こるか分からない。2011年の女子ワールドカップで優勝候補のドイツに勝って勢いに乗ったように、一致団結して次の試合を乗り越えて欲しい。あらためて、スタジアムやTVの前で応援してくれたファン・サポーターの皆様に感謝したい。」(原文ママ)

 確かに2011年のワールドカップでは当時世界最強とも言われたドイツを破って、勢いを手にした。果たして、スウェーデンとの一戦を制し、メダル獲得に近づけるか。まさしく団結力が問われる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【なでしこジャパンPHOTO】東京オリンピックに挑む、選ばれし22選手を紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事