「まるで戦場」散らかり放題のイタリアのロッカーに英紙が痛烈皮肉!「敗れた側とは状況が大きく異なる」

2021年07月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

缶ビールやワイン、シャンパンのボトルがいたるところに

コーチングスタッフとして帯同したデ・ロッシは、大興奮でテーブルにダイブ。(C)Getty Images

 まるで嵐が過ぎ去った後のようだった。

 現地時間7月11日に開催されたEURO2020の決勝で、イタリアはイングランドとウェンブリーで激突。1-1で迎えたPK戦の末に難敵を下し、53年ぶり2度目の欧州制覇を果たした。

 歓喜のトロフィーリフトを終え、ロッカールームに戻ると、たちまちそこはパーティー会場に。SNS上ではアッズーリの面々が大興奮でどんちゃん騒ぎし、コーチングスタッフとして帯同していたレジェンド、ダニエレ・デ・ロッシはビールで濡れたテーブルの上にダイブする姿も確認できる。

【動画】デ・ロッシは歓喜のダイブ!パーティー会場と化すイタリアのロッカールーム

 やがて会はお開きになり、一同は撤収するが、注目が集まったのは、散らかり放題のまま明け渡されたロッカールームだ。缶ビールやワイン、シャンパンのボトルがいたるところに置かれ、靴下、ボクサーパンツ、ビーチサンダル、タオルなども床に散乱している。
 
 この姿に英紙『The Sun』は「battlefield(戦場)」と皮肉たっぷりに表現。そのうえで対照的な自国のそれをこう伝えている。

「敗れたファイナリストたちのドレッシングルームでは、状況が大きく異なっていた。テーブルの上には、信じられないが、ピザの箱がきれいに積み上げられていた。尊敬すべきガレス・サウスゲイトが率いるチームならではの光景だ」

【画像】方やあちこちにゴミが…明け渡された両国のロッカールームを比較

 勝者の際り際は決して褒められるものではなかっただけに、敗れた側には思うところがあったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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