【J1採点&寸評】徳島2-2清水|MOMは2得点に絡んだ原輝綺! ミドルシュートを突き刺した渡井&小西も高評価

2021年07月12日 岡本浩行

徳島――3試合連続のオウンゴールを献上するなど不運な面も…

【警告】徳島=杉森(65分)、田向(77分) 清水=なし
【退場】徳島=なし 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】原 輝綺(清水)

[J1リーグ22節]徳島2-2清水/7月11日(日)/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
徳島 6

ボール支配率は77パーセント、パス数は清水の5倍以上を記録した。2-2というリザルトが不自然にさえ感じる。3試合連続のオウンゴールを献上するなど不運な面もあるが、良い形で清水守備陣を崩す場面も多く見られた。しかし、決定力不足は深刻だ。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5.5

清水陣内でのボール支配が長く続くなか、中央付近まで上がった自身の裏を狙うロングシュートを何度か受けるが、冷静にこれを処理。パンチングでクリアしたボールがDFカカに当たってオウンゴールとなった失点は、あまりにも不運。

DF
15 岸本武流 6

29分、守備のシステムが変わった清水に対して、右サイドからクロスではなく自らシュートを放つ。だが枠を捉えられなかった。

14 カカ 6
敵陣内でプレーする機会が多かったが、カウンターを受けた場面も危なげなく対処していた。空中戦も無難に対応し、清水のロングフィードをチャンスにさせなかった。
 
20 福岡将太 6
敵陣内でプレーする時間帯が続くなかで、カカとともに最終ラインを安定させていた。

2 田向泰輝 6(77分OUT)
終始高い位置でプレーを続け、正確なクロスを清水ゴール前へ送り続けた。

MF
23 鈴木徳真 6(68分OUT)

68分に交代するまで、オフェンシブな中盤で起点を作り続けた。64分には、権田にキャッチされるものの、ゴール正面から強烈なミドルシュートも放った。

8 岩尾 憲 6.5
両サイドのパス回しで中央にスペースを作り、14分にゴール正面でフリーになった渡井に絶妙なラストパスを送って同点ゴールをアシストした。
 

次ページ徳島――80パーセント近い支配率を記録した試合としては物足りない結果に

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