「本当に信じられない」エリザベス女王やウイリアム王子もイングランド代表を激励!「歴史に残る決勝を」

2021年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「明日は成功だけでなく…」

セミファイナルで決勝点を奪ったケイン(9番)。イングランドに初優勝をもたらせるか。(C)Getty Images

 サッカーの母国にトロフィーが戻ってくるのか。

 現地時間7月11日、EURO2020はイタリア対イングランドの決勝が行なわれる。前者は勝てば1968年以来53年ぶり2度目の優勝、後者は勝てば初の栄冠だ。

 イングランドがEUROやワールドカップ(W杯)の主要大会でファイナルまで勝ち進んだのは、地元優勝を果たした1966年W杯以来となる。それから55年。再び地元でトロフィーを掲げるチャンスを手にし、現地は熱狂に包まれている。

 この機会に、国を代表するトップたちも、ガレス・サウスゲイト監督率いる代表チームを激励した。英公共放送『BBC』が伝えている。

 エリザベス女王は「55年前、私は幸運にもワールドカップをボビー・ムーアに贈ることができ、それが選手たちや監督、スタッフにとって意味すること、サッカーの主要大会決勝で勝つことの意味を目にしました」と鼓舞した。

「私とファミリーは、EURO決勝進出を祝福したいと思っています。そして、明日は成功だけでなく、みなさんのスピリット、コミットメント、プライドも歴史に残るような決勝となるよう願っています」
 
 また、ウイリアム王子も「素晴らしいチームパフォーマンスでした。チーム全員がそれぞれの役割をこなし、スタッフも本当に全員重要でした」と賛辞を寄せ、スリーライオンズの幸運を祈った。

「起きていることが本当に信じられません。とてもエキサイティングです。あなた方の最高の幸運を祈るばかりです。あなたたちはイングランドの本当のベストを引き出しました。私たち全員が支えています。国全体が支えています。だから、(トロフィーを)持ち帰ってください」

 ジョンソン首相は「あなたたちは兄弟の集団を築きました。そのエネルギー、屈強さ、チームワーク、純然たる才能は、やること全てで輝いています」と激励している。

「あなたたちは国全体のスピリットを高めました。明日は、あのトロフィーも掲げることができると分かっています。私たちは、ただ期待しているのでも、祈っているのでもありません。ガレス、あなたを、そしてあなたの素晴らしいチームを、私たちは信じています。国全体を代表し、グッドラック。素晴らしい試合を。そして、(トロフィーを)持ち帰ってください!」

 スリーライオンズは国の期待に応え、ウェンブリーでトロフィーを掲げることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】決勝点が生まれたのは104分!激闘を制したサッカーの母国が半世紀ぶりのファイナルへ

【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「イングランド代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!

次ページ【動画】決勝点が生まれたのは104分!激闘を制したサッカーの母国が半世紀ぶりのファイナルへ

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事