「ブラジル寄りになるだろう」チラベルトがコパ・アメリカ決勝の主審を猛批判! メッシには“警告”も

2021年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アルゼンチンはブラジルとネイマール、そして審判とVARを倒す必要がある」

元パラグアイ代表の守護神チラベルトがメッシに警告を発した。(C)Getty Images

 コパ・アメリカ決勝のカードはアルゼンチン対ブラジルに決まり、現地時間7月10日にキックオフされる。先日、主催する南米サッカー連盟(コンメボル)が、主審はエステバン・オストジッチであると発表した。

 この一報に怒りを露わにしたのが、元パラグアイ代表の守護神ホセ・ルイス・チラベルトだ。現地局『Radio Continental』に出演し、オストジッチの選出について「コンメボルはひどい」と痛烈に批判。そして、アルゼンチン代表のリオネル・メッシには警告を発したという。
 
「オストジッチが笛を吹いたパラグアイ対ぺルーの試合はひどかった。グスタボ・ゴメスを不当に退場させ、その後に、帳尻合わせのように、ペルーの選手(アンドレ・カリージョ)にも退場を与えた。全く試合をコントロールできていなかった。

 それに、こういった大会では、疑わしき場面ではホストが有利になることが多い。ブラジル寄りになるだろう。メッシと彼のチームメイトは、対面するブラジル、ネイマールに加えて、レフェリーとVARに打ち勝たなければならない。アルゼンチン代表は1000パーセントの力を発揮する必要がある」

 そして、「メッシには3~4点決めてほしい」とアルゼンチン代表への期待を寄せ、準決勝コロンビア戦で、PKのキッカーに対しての挑発行為で批判されている守護神エミリアーノ・マルティネスを称えたという。

「彼は素晴らしいよ。GKとしてすべての条件を備えている。プレミアリーグ(アストン・ビラ)のような競争の激しい場所でプレーしている理由を証明できていると思う。GKに必要な人格、メンタルの強さ、テクニックも申し分ない。批判は的外れだと思う」

 コパ・アメリカ決勝は日本時間11日9時にキックオフされる。メッシとネイマールというスター対決だけではなく、オストジッチ主審の判定にも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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