「数日中に決まる」S・ラモスの新天地はパリSGで決定か。移籍専門記者が報じる

2021年06月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「パリSGは本気で署名しようとしている」

S・ラモスの新天地候補にはパリSGの他に、チェルシーやマンUなどの名前が挙がる。(C)Getty Images

 今月17日に16シーズン在籍したレアル・マドリーからの退団を発表したセルヒオ・ラモスの新天地が、ここ数日中に決まるかもしれない。

 現地時間6月28日、『SKY SPORT』のファブリツィオ・ロマーノ記者(移籍市場のエキスパートとして知られるジャンルカ・ディ・マルツィオ記者の弟子)が、米テレビ局『CBS SPORTS』のコラムの中で、S・ラモスのパリ・サンジェルマン加入の可能性を伝えている。

「まだ合意には至っていないが、可能性はある。パリSGは今年1月にS・ラモス獲得の可能性をR・マドリーに打診した最初のクラブで、現在も関心を失ってはいない。彼らは本気で署名しようとしている」

 さらに「S・ラモスは、数日中に次のクラブを決定するだろう。そのために家族と冷静に話し合いたいと思っている」とコラムに綴っている。
 

 05年夏にセビージャから移籍金2700万ユーロでR・マドリーに加入したS・ラモスは、在籍16シーズンで公式戦671試合に出場し、DFながら101得点・40アシストを記録。5度のラ・リーガ制覇、史上初の3連覇を含む4度のチャンピオンズ・リーグ優勝など計22タイトルの獲得に貢献した。

 現状、パリSGのCBはマルキーニョス(ブラジル代表)とプレスネル・キンペンベ(フランス代表)のコンビが盤石で、アブドゥ・ディアロ(フランス国籍)、ティロ・ケーラー(ドイツ代表)と控えも頭数は揃っている状態だ。

 ただ、豊富な経験とリーダシップを備える35歳のS・ラモスを移籍金ゼロで獲得できるとなれば、リーグ・アンの覇権奪還と悲願のCL制覇へ大きな補強となるだろう。

●構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部

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