現地時間６月23日にEUROのグループF最終節が行なわれた、ポルトガル対フランスは２-２のドローに終わり、前者が３位、後者が首位で決勝トーナメントに駒を進めている。

　この試合では、レアル・マドリーで同僚だったフランスのカリム・ベンゼマとポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドが、ハーフタイムになユニホームを交換をして話題となった。そして、試合後にも、新旧のビッグネームが交流していたようだ。スペイン紙『MARCA』や英紙『The Sun』などが、「初対面から８年が経過したふたりが、旧交を温めていた」と24日付けで報じている。

　ふたりとは、C・ロナウドとキリアン・エムバぺだ。フランスの怪物は、8年前の2013年、まだ14歳の頃に、"憧れの人"とツーショット写真を撮影している。
 

　この日、両雄は試合終了後、ロッカールームに戻る途中に、ユニホームを交換している。

　撮影された貴重なツーショット２枚は、各国メディアで公開されており、ふたりはともにユニホームを脱ぎ、見事な肉体美を披露している。１枚目の写真では、エムバぺはポルトガルのユニホームを手に持ち、C・ロナウドは肩にフランスのユニホームをかけて談笑。もう一枚の写真では、C・ロナウドがエムバぺの肩を掴み、笑いかけている。22歳のFWは喜びを隠せない様子だ。

　公開された２枚の写真は界的に大反響。『MARCA』は「14歳の少年は８年越しに夢を叶えている」と綴り、『The Sun』は「何度でも味わいたい、夢のような瞬間だったろう」とエムバぺの様子を伝えた。

　決勝トーナメントに進出した両国は、ポルトガルは27日にベルギーと、フランスは28日にスイスと対戦する。"旧交"を温めた両国エースの活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】C・ロナウドとエムバぺがたくましい上半身を露わに、笑顔で談笑するツーショットはこちら！