【C大阪】主力不在の広州を撃破!豪快ヘディング弾のチアゴは勝利に歓喜も課題を吐露

2021年06月25日 サッカーダイジェスト編集部

「数多く作れたチャンスをもっと決め切れれば」

CKからゴールを決めたチアゴ。試合後に勝利を喜んだ。(C)CEREZO OSAKA

 セレッソ大阪は6月24日、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ1節・広州FC戦を2-0で勝利。幸先の良いスタートを切った。

 中国スーパーリーグはACLと並行して行われているため、広州は主力メンバーとファビオ・カンナバーロ監督が不在。リザーブと10代のアカデミー選手が主体のチームで、アナリストのリー・ジーユ氏が指揮を執った。

 そんな広州に対して、C大阪は立ち上がりから優勢に立ち、14分にはCKから奥埜博亮のヘディングで先制点を挙げた。

 そして、貴重な追加点を決めたのがブラジル人CBのチアゴだ。69分、奥埜の先制点と同じように原川力のCKから、豪快なヘッドでネットを揺らしてみせた。

 殊勲のチアゴは試合後、「今日は非常に良いテンポでゲームを展開できた。初戦の難しさがあったなかで良い結果を残せたのは良かったです。大切なゴールを決められたことも嬉しい」と喜びを語った。
 
 一方で「ただ大事なのは、大会の中で成長していくこと。それが最終的に良い結果につながるんじゃないかと思います」と次の試合を見据える。

「(相手については)情報が少なく主力が来ていなかった。ただ若い選手は球際に激しく来て、最後まで戦うスタイルという意味では予想どおりだった。そのなかで我々はしっかり守備をすることができた。ただ数多く作れたチャンスをもっと決め切れれば、余裕をもって試合を進められたかなと思います」

 チアゴは決定力を課題に挙げる。事実、セットプレー2本で得点したものの、流れの中からはゴールが奪えなかった。次節以降は攻撃陣の奮起が求められる。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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