【J1採点&寸評】徳島0-1FC東京|決勝弾の田川を最高評価! J初先発の岡庭、大卒ルーキー蓮川ら若手も躍動

2021年06月24日 岡本浩行

徳島――最終ラインのミスを突かれた失点が悔やまれる

【警告】徳島=ドゥシャン(42分)、岩尾(58分) FC東京=蓮川(59分)
【退場】徳島=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】田川亨介(FC東京)

[J1リーグ19節]徳島0-1FC東京/6月23日(水)/鳴門・大塚

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5

序盤に、最終ラインのミスを突かれた失点が悔やまれる。後半、中盤選手の入れ替えでリズムを掴み、シュート本数では互角の戦いだったが、後一歩ゴールまでが遠かった。開幕からボール支配率リーグ2位の徳島。この数字に見合った結果を後半戦に期待したい。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5

田川の速いスプリントアタックに苦労していた。

DF
15 岸本武流 5.5

永井と終始マッチアップを演じ、前線へのクロスも多く放った。欲を言えば、切り込んでシュートまで行ってほしかった。

3 ドゥシャン 4.5
今節も徳島の最終ラインはバタバタと落ち着きがなかった。時間の経過とともに解消したが、序盤の失点は彼らCBの失点だ。
 
14 カカ 5
最終ラインのビルドアップの隙を田川に突かれ、失点に繋げてしまった。だが、89分の杉森へのスルーパスは、枠を捉えたシュートに繋がった。

4 ジエゴ 5.5
76分、ペナルティエリア付近でのFKをリーグ戦で初めて蹴るなど、意表を突く動きを見せるも、決定的なチャンスは生み出せなかった。

MF
23 鈴木徳真 6(HT OUT)

ここ数試合、下がり気味のボランチで動くことが多くなっているが、縦への早いパスが繋がれば、得点機が来るだろう。

8 岩尾 憲 6
徳島の選手の中で、彼のシュート意識が最も高かった。ディフェンスも含めて、かなりの距離を走っていたが、やはり勝たなければこの苦労は報われない。
 

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