サンチョにJ・フェリックス…西紙がEURO“出番待ち”ベスト11を選出!「トップチームを構成できる」メンバーとは?

2021年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

C・ロナウドやデ・ブルイネが前評判通りに活躍する一方で…

(左から)サンチョ、J・フェリックス、デ・ヘア、チルウェル。いずれもEURO2020でまだ1度もピッチに立っていない。(C)Getty Images

 連夜熱戦が繰り広げられているEURO。そこでは、3ゴールを奪い得点ランクでトップタイに立つクリスチアーノ・ロナウドや、負傷からの復帰初戦で圧巻の1ゴール・1アシストでチームを逆転勝利に導いたケビン・デ・ブルイネなど、前評判通りの活躍を見せる選手がいる一方で、ここまでまさかの出番なしに終わっている大物もいる。

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 そんな状況を踏まえ、スペイン紙『AS』では「スペイン、イングランド、フランスをはじめ各代表チームは、まだ出場機会のない選手を数多く抱えている。これらの選手たちで、トップチームのメンバーを構成することができる」と説明し、列強国から"出番待ちベストイレブン"を選出している。

『AS』が選んだ11人は以下の通りだ(情報は現地時間6月20日時点)。
 
GK
デビド・デ・ヘア(スペイン代表/マンチェスター・ユナイテッド)

スペイン代表ではGKが主な論点のひとつだったが、ルイス・エンリケ監督は初戦からそれを解消した。ウナイ・シモンが、スウェーデン戦とポーランド戦でゴールを守るために選ばれ、ユナイテッドの守護神は、代表でパフォーマンスを向上させるチャンスを失ってしまった。

DF
セサル・アスピリクエタ(スペイン代表/チェルシー)

チェルシーのキャプテンであり、チャンピオンズ・リーグ(CL)でも優勝した彼は、まだこのEUROでのデビューを果たしていない。両日とも、スペイン人監督が右SBに選んだのはマルコス・ジョレンテだった。

ハリー・マグワイア(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)
ヨーロッパリーグ決勝も欠場したマグワイアは、怪我のためにジョン・ストーンズとCBのコンビを組むことができなかった。タイロン・ミングスが彼の代役を務めていたが、次のチェコ戦で、彼がデビューする可能性もある。

エリック・ガルシア(スペイン代表/バルセロナ)
バルセロナのニューボーイがスペイン代表に加わったことで、誰もが無関心ではいられなくなった。今季マンチェスター・シティでわずか12試合にしか出場しなかったガルシアは、エンリケ監督のチームで居場所を見つけたが、イレブンの中には入れていない。

ベン・チルウェル(イングランド代表/チェルシー)
チェコ戦では、CL優勝者の出番があるかもしれない。初戦でガレス・サウスゲイト監督は左サイドにキーラン・トリッピアーを起用したが、2戦目ではルーク・ショーが先発した。WBを使うよりも4バックの方が、チルウェルにとっては不利になる。

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