もはや彼抜きのチーム作りは考えられなくなった
鎌田の活躍は今に始まったことではないが、今回の活動を通してその価値を決定的に印象づけた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
今回のA代表の活動では、ワールドカップ2次予選突破が決まったこともあり、最終予選へ向けたテスト的要素が強い選手起用が行なわれた。つまりは、ほとんどの選手が均等に近い形で出場機会を得たわけだ。
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その結果、何人かの新戦力がチャンスを生かし、チーム力の底上げにつながった。谷口彰悟、山根視来、オナイウ阿道、川辺駿らが、それに当たる。彼らは即レギュラーとまでは言えなくとも、バックアップの筆頭候補くらいまでは序列を上げてきたのではないだろうか。
その意味では、今回の2週間を超える長期活動は、非常に充実した成果を残したと言っていい。MVPに値する選手は何人も思い当たる。だが、現在のA代表において別格の存在感を示したという点で、鎌田大地の右に出る者はいなかった。もはや彼抜きのチーム作りは考えられなくなった、とさえ言っていいほどだ。
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その結果、何人かの新戦力がチャンスを生かし、チーム力の底上げにつながった。谷口彰悟、山根視来、オナイウ阿道、川辺駿らが、それに当たる。彼らは即レギュラーとまでは言えなくとも、バックアップの筆頭候補くらいまでは序列を上げてきたのではないだろうか。
その意味では、今回の2週間を超える長期活動は、非常に充実した成果を残したと言っていい。MVPに値する選手は何人も思い当たる。だが、現在のA代表において別格の存在感を示したという点で、鎌田大地の右に出る者はいなかった。もはや彼抜きのチーム作りは考えられなくなった、とさえ言っていいほどだ。
特に吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航がオーバーエイジ(OA)としてU-24代表に移り、大迫勇也が負傷離脱して以降は、ますます背番号9の存在が際立った。セルビア戦での前後半の変化は、彼なくして起こらなかったものだろう。
鎌田の活躍は今に始まったことではないとはいえ、今回の活動を通してその価値を決定的に印象づけたという意味において、MVPには鎌田を推したい。
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