【日本代表5-1キルギス|採点&寸評】オナイウは見事なハットトリック! 川辺、坂元らもアピール

2021年06月15日 本田健介(サッカーダイジェスト)

山根は右サイドの攻撃を活性化

【警告】日本代表=なし キルギス=アイザル・アクマトフ(26分)、アリマルドン・シュクロフ(75分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】オナイウ阿道(日本)

[カタール・ワールドカップ・アジア2次予選]日本 5-1 キルギス/6月15日/パナソニック スタジアム 吹田

【日本代表・総評】
6.5
 1失点したとはいえ、ハットトリックのオナイウや、川辺、坂元、守田らのアピールは好材料。しっかり勝ち切った点も評価されて然るべきだ。カタール・ワールドカップ・アジア2次予選を8戦全勝(46得点・2失点)で終え、最終戦でチームの底上げを果たせた点も収穫だろう。これを最終予選へどうつなげるか、注目だ。

【個人採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 6
PKでの失点はやむなしだろう。それ以外では大きなピンチはなし。声を張り上げて指示を飛ばし、チームを引き締めた。

DF
4 昌子 源 6
中谷とともに最終ラインをコントロール。ミスもあったが、フィードの意識も強く、終盤にはチームの集中力を維持させるため「ミスは起こるから準備して!!」と周囲に伝えるなど、試合を通じてコーチングの声もよく出ていた点は評価したい。「6.5」と迷うも……。
 
16 小川諒也 6
立ち上がりには自陣の低い位置で危ないパスミスなど安定感は課題か。ドリブル突破の成功率も、もう少し上げたいところだろう。それでも32分にオナイウのゴールをアシストしたクロスは秀逸!! 中央への斜めのパスも通し、後半も果敢に仕掛けた。

20 中谷進之介 6
相手FWとよくファイト。空中戦の強さを生かし、相手のロングボールを撥ね返した。ボールを持ち上がりながら縦パスも狙ったが、タイミング、質はもう少し高めたいか。それでも後半も1対1では強さを発揮した。

22 山根視来 6.5(76分 OUT)
川崎で得意としているインナーラップを生かして攻撃に変化を加えた。先制点につながるオナイウのPKも彼のクロスがあったからこそ。右サイドの攻撃を活性化させた意味で、貢献度は高かった。
 

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