ワールドサッカーダイジェストが厳選!「移籍マーケット 今夏の主役候補TOP20」 ラダメル・ファルカオ & フェリペ・アンデルソン

2015年05月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

マンUは買い取りオプションを行使せず。

怪我の影響もあって精彩を欠いたファルカオは、たった1年でマンチェスターを去ることに。 (C) Getty Images

 今夏の移籍マーケットを賑わす主役候補を『ワールドサッカーダイジェスト』が厳選してお届けするシリーズ企画。
 
 第5弾は、マンチェスター・ユナイテッド退団が決まったラダメル・ファルカオとラツィオで大ブレイクを果たし、メガクラブがこぞって触手を伸ばすフェリペ・アンデルソンを取り上げる。
 
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今夏の主役候補(9)
ラダメル・ファルカオ(FW/マンチェスター・ユナイテッド)
 
 シーズン終了直後、マンチェスター・ユナイテッドは買い取りオプションを行使しないことを明らかにした。
 
 鳴り物入りでモナコからレンタル移籍で加入したものの、2014年1月に負った膝の靭帯断裂の影響もあって本領を発揮できず、26試合に出場(先発は14試合)してわずか4得点。結局、全盛時のフォームを取り戻せず、ファン・ハール監督の信頼も得られないまま、たった1年でマンチェスターを去ることになった。
 
 保有元のモナコは売却の意向で、ヴァシリエフ副会長はレンタルバックがまだ決定する前の時点で「いくつかのオファーがある」ことを認めている。
 
 1月の段階で代理人のジョルジ・メンデスは「ファルカオは次も世界でトップ7に入るチームでプレーする」と豪語していたが、現時点で新天地の候補として挙がるのはリバプール、ミラン、ユベントスに加え、ともに古巣のアトレティコ・マドリーとリーベル・プレートといったところ。
 
 膝の完治が疑われる29歳を獲得しようとするトップクラブは、はたして現われるだろうか。そして「エル・ティグレ(虎)」の異名を持つストライカーは、はたしてトップフォームを取り戻せるのか。
 
 まずはコロンビア代表の一員として臨む6月のコパ・アメリカで、完全復活を印象付けたいところだ。

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