【日本代表4-1タジキスタン|採点&寸評】大幅入れ替えで評価が難しいゲームに。MOM選びも頭を悩まし…

2021年06月07日 本田健介(サッカーダイジェスト)

山根は失点に絡むも3ゴールを演出

【警告】日本代表=古橋(63分)、橋本(65分) タジキスタン=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】南野拓実(日本)

[カタール・ワールドカップ・アジア2次予選]日本 4-1 タジキスタン/6月7日/パナソニック スタジアム 吹田

【日本代表・総評】

 大幅にメンバーを入れ替えただけに、なかなかリズムが上がらず、今回の2次予選で初失点も喫した。南野、山根、浅野らの個人の力を生かしてゴールを奪い、キッチリ勝利を掴んだ点は評価も、個々のアピール、チームとしてのパフォーマンスを含め、評価しづらいゲームに。もっとも指揮官としては、上手くいかないことも想定内だった様子。MOMを選ぶのも難しいが、1-1で迎えた40分に貴重なゴールを奪った南野か。

【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 6
9試合連続無失点記録は、10試合目で途切れる。ただ被弾したシーンは、相手のヘッドを褒めるべきか。その後は大きなピンチもなく、コーチングでチームメイトを鼓舞した。

DF
4 昌子 源 6
指示を送りながら最終ラインをコントロール。1失点は満足できない出来だろうが、周囲と連係して守った。もっとも、縦パスをより通したかったところ。パス精度はそこまで高かったとは言えないだろう。
 
19 佐々木翔 5(61分 OUT)
左SBでプレー。一列前の原口と息が合わず、パスミスも少なくなかった。徐々に調子を上げ、守備でも奮闘したが、森保ジャパンの常連だけに安定感が欲しかった。採点「5」は厳しい感もあるが……。

20 中谷進之介 6
対人の強さは相変わらずで、国際Aマッチでも積極的にファイト。ただし、パスにはもう少しスピードが欲しかったところで、クサビも入れたかった。昌子とともに課題は同じか。

22 山根視来 6.5
評価が非常に難しいところ。9分の失点シーンはマークしていた相手にヘッドで決められた。それでもそのマイナス分を補う以上のパフォーマンス。6分、40分には川崎でも得意としている右サイドからの縦へのスルーパスでゴールを演出し、51分には橋本のゴールをアシスト。川崎らしい技術の高さもしっかり見せた。賛否両論あるだろうが、「6.5]とした。

【PHOTO】南野との新ホットライン!1ゴール・1アシストと結果を残した古橋亨梧!
 

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