「涙はテレビ向けだ」アグエロ父がペップを痛烈批判!「選手よりスターでいたがる」

2021年06月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「シティと契約を更新できるか、息子は最後まで待ったが…」

アグエロ(左)とグアルディオラ監督(右)。来季は別の道を歩むこととなったが、CLでの再会はあるだろうか。(C)Getty Images

 セルヒオ・アグエロの父親は、ジョゼップ・グアルディオラが見せた涙は本心からのものではないと考えている。

 プレミアリーグで44年ぶり優勝など、クラブに栄光をもたらし、多くのゴールを記録したアグエロは、まさにシティのレジェンドだ。そのアグエロは今季限りでマンチェスター・シティを去ることになり、バルセロナ加入が決まった。

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 エバートンに5-0と大勝した今季のリーグ最終節で、途中出場したアルゼンチン代表FWが2ゴールを挙げた試合後、グアルディオラは教え子について話すなかで感極まり、涙を流している。

 だが、米スポーツチャンネル『ESPN』によると、アグエロの父は『Radio La Red』で「私は彼を信じていない」と、グアルディオラを批判。さらに、スペイン人指揮官の涙はテレビ向けだったのかと問われると、「もちろんだ。あらゆるチームで彼は選手より自分がスターでいたがる」と答えている。

「信じられない。彼は息子が代えのきかない選手だと言うが、使わない。そういうのがグアルディオラだ。彼は偉大な監督だよ。だが、次々に選手を変え、先発かどうか決して分からない」
 
 また、父親は「クラブで続けることはもうできないと、移籍するしかないと息子に言ってきた人がいる」とも明かしている。

「シティと契約を更新できるか、息子は最後まで待った。だが、不可能だった。彼らは望まなかった」

 バルセロナ移籍については、「複数のクラブが関心を寄せた。トッテナム、アーセナル、チェルシーは最後まで興味を持っていた。全てが解決し、今息子は幸せだ」と述べた。

「(リオネル・メッシとは)15歳のころからの友人だ。いつも話してきた。一緒にプレーするはずだと確信しているよ」

 アグエロ自身がグアルディオラやその涙をどう思ったのかは分からない。ただ本人は、メッシと一緒に臨むことになるであろう、新たな冒険に意気込んでいるはずだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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