「取れるだけ取る」5得点と大爆発の大迫勇也。鎌田、南野、伊東らとの連係向上にも手応え

2021年05月29日 サッカーダイジェスト編集部

「周りに感謝ですね。良いパスをくれたので」

両チーム最多の8本のシュートを放った大迫。味方の攻め上がりを促すポストプレーも秀逸だった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[カタール・ワールドカップ・アジア2次予選]日本 10-0 ミャンマー/5月28日/フクダ電子アリーナ

 14-0と大勝した3月のモンゴル戦に続き、ミャンマー戦にも快勝。とりわけワントップの大迫勇也は圧巻のパフォーマンスだった。

 抜群のキープ力で攻撃の起点となれば、自らもゴール前に幾度も進入。そして冷静かつ正確なフィニッシュで5得点を奪ってみせた。

 大迫は「周りに感謝ですね。良いパスをくれたので」と謙虚に話しながらも、「試合前から取れるだけ取ると考えていた」ことを試合後に明かした。

 また、チームとして「全体でしっかりとゴールに向かうプレーを心がけようと常に言っていました。ゴールに向かわないとなにも起きないし、ミスが起きたら繰り返せばいい」と意思統一をしていたという。
 
 味方との連係もスムーズだった。トップ下の鎌田大地や左サイドハーフの南野拓実、右サイドハーフの伊東純也らとのコンビネーションは、ミャンマー守備陣にかなりの脅威を与えていたはずだ。

「韓国戦から大地と拓実と良い関係ができているし、そこに純也も縦のスピードを生かして絡んでくれる。良いバランスで試合ができている」

 そのなかでも一番近い位置でプレーするトップ下の鎌田については「一緒にやっていても頼もしい」と信頼を寄せている。

 3月のモンゴル戦では3ゴールを挙げ、この日は5得点。大迫自身の能力の高さはもちろん、味方との連係向上も得点を量産できている要因かもしれない。今後も大迫のパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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