「どうして直接連絡してこない?」スアレス、構想外にしたバルサ前会長とクーマンに恨み節!“盟友”メッシの去就については…

2021年05月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

古巣へ痛烈ジョークも

スアレスが盟友メッシに残留ラブコールを送った。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーで優勝し、雪辱に成功した。ただ、ルイス・スアレスにとって、昨年夏のバルセロナ退団は忘れられない出来事だろう。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、スアレスは現地時間5月24日に『Cope』の番組で「クーマンは『クラブから話すように言われた』と言った」と、ロナルド・クーマン監督から構想外を言い渡されたときのことを振り返った。

「僕は別練習になり、フレンドリーマッチの3試合でメンバー外だった。それが、去就が決まらなければ、ビジャレアルとのシーズン初戦で計算に入れると言われたんだ。そのときに、彼には『自分も君を望んでいない』と言う気質がないのだと分かった」

 そのうえで、スアレスはまず責めるべきはジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長だとし、「僕はずっとクラブに感謝する。でも、彼らは僕を使った。クラブが僕を望んでいないと電話してくるのではなく、彼は全てをメディアで言ったんだ」と続けている。
 
「どうして直接連絡してこなかったんだ?(リオネル・メッシを)残るように説得してくれとか、(契約についてアントワーヌ・)グリエーズマンと話してくれとか、そういうときは電話してきた。彼らは僕に状況を説明すべきだった」

 スアレスによると、アトレティコの優勝決定後、クーマンやバルトメウから祝福の連絡はなかったそうだ。自分から優勝の写真を送ろうとしたと冗談を飛ばしている。

【動画】スアレスが貫禄の決勝弾!アトレティコが7年ぶりのリーガ制覇

 バルサの前体制に不満だったのは、メッシも同じだ。契約が満了するメッシは、去就を明らかにしていない。最終節を前にメッシとランチをともにしたスアレスは、「友人として、ファンとして、メッシがバルサに残ったらうれしい」と述べた。

「そしてそれは、僕が勧めることだ」

 盟友の"アドバイス"を、バルサの大エースはどう受け止めたのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】リーグ制覇決定後、ピッチでひとり号泣するスアレス

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