ベルギー・リーグは現地時間５月24日、サポーターの投票で決まる今シーズンのベスト11を発表。ヘンクに所属する伊東純也が選出された。

　右ウイングとして名が上がった伊東は、今シーズンの公式戦42試合で12ゴール・16アシストと奮闘。ヘンクの攻撃を牽引する存在として定位置を確保し、チームの２位フィニッシュに貢献した。また、ベルギー・カップの決勝では優勝に導くゴールを奪うなど、めざましい活躍を見せた。

　また、ヘンクからはブライアン・ヘイネン、33ゴールを挙げてリーグ得点王となったポール・オヌアチュも選ばれている。
 

　さらに、現地局『ElevenSports』が主催するリーグの各賞で、最優秀ゴールを決めるゴール・オブ・ザ・シーズンに、１月のクラブ・ブルージュ戦で伊東が決めたヒールシュートもノミネートされており、その活躍ぶりは広く知られるところとなっている。

　ヘンクでも不動の存在となった日本人MFについては、リーグ連覇を果たしたC・ブルージュが獲得に興味を持ち、移籍金としてヘンク側に1000万ユーロ（約12億5000万円）を提示したとも報じられている。ただ、ヘンクとしては来シーズンも戦力として数えたいという意向もあり、今夏に移籍するのかどうかは、現地でも注目を集めているようだ。

　ベルギー３シーズン目で確固たる実績を残した28歳は、果たして新天地を求めるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】伊東の美ヒール弾もノミネート！ ゴール・オブ・ザ・シーズン候補となったゴール集はこちら