香川、レバンドフスキ、ギュンドアン…伝説の2冠メンバーが来夏に再集結? ドルトムントCEOが注目発言!

2021年05月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

レジェンドの豪華な引退試合を画策

11-12シーズンに2冠を達成したドルトムント。ピシュチェク(中)の引退試合に再び豪華メンバーが集結する可能性も。(C) Getty Images

 実現すれば、ドルトムント・ファンにとって堪らない試合になるのは間違いない。

 5月22日に行なわれたブンデスリーガ最終節、ドルトムント対レバークーゼンは前者のウカシュ・ピシュチェク、後者のスベン・ベンダー、ラース・ベンダー兄弟にとって現役最後のゲームとなった。

 元ポーランド代表のピシュチェクは2010年夏からドルトムントに在籍し、歴代7位の公式戦382試合に出場した文字通りのレジェンドだ。この日は対戦相手としてプレーしたS・ベンダーも09年~17年に同クラブに在籍し、公式戦224試合に出場している。

 ドルトムントからすれば、ふたりの功労者を盛大に送り出したいところだったが、残念ながらこの日のジグナル・イドゥナ・パルクは無観客。ファンの声援を浴びることなくふたりはユニホームを脱いだ。

 ただ、ドルトムントには来年にも特別な別れの場を提供する考えがあるという。ドイツ誌『Kicker』によると、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは試合後、現地メディアに対してこのように語ったという。
 
「2022年夏に(ドルトムントの)トップチームと、11-12シーズンに2冠(ブンデスリーガとDFBカップ)を達成したメンバーとの試合を考えている。我々としてはファンの前で彼らを見送りたいと思っているんだ。多くの選手からも、是非こういう試合をやりたいという声も届いているしね」

 11-12シーズンのドルトムントと言えばユルゲン・クロップ監督の下、日本代表の香川真司(現PAOK)など、若きタレントたちがブンデスリーガを席巻。日本のサッカーファンにとっても馴染み深いチームだろう。

 当時のクラブには、他にもロベルト・レバンドフスキ(現バイエルン)、イルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、マッツ・フンメルス(ドルトムント)、マリオ・ゲッツェ(現PSV)、イルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、イバン・ペリシッチ(現インテル)など多くの名手が在籍していた。

 はたして満員のジグナル・イドゥナ・パルクで、香川ら伝説のチームのメンバーが再び躍動する姿は見られるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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