欧州最高峰の舞台に、世界屈指の名門が帰ってくる。現地時間５月23日、ミランはセリエA最終節でアタランタを２－０で撃破。２位で20－21シーズンをフィニッシュし、12-13シーズン以来となるチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得したのだ。
 
　ミラン、ユベントス、ナポリが、優勝したインテル、４位以内を確定したアタランタに続く残り２枠のCL出場権をかけて争っていたセリエA最終節。負ければユベントスとナポリの結果次第で５位転落がありえた中でミランは、２大得点源であるズラタン・イブラヒモビッチとアンテ・レビッチを怪我で欠く苦しい布陣でも、セリエA最強の攻撃力を誇るアタランタの猛攻を耐え抜き、フランク・ケシエが43分と92分にPKを決めて勝ち切った。
 

　欧州制覇７度を誇る超名門ながら、実に７シーズンに渡ってCLの舞台から遠ざかっていたミラン。落胆と屈辱に耐え忍んできたファンももちろん歓喜し、試合後はミラン公式ツイッターを中心のSNSには以下のようなコメントが続々と書き込まれた。
 
「やっと我が家に帰れる」
「信じてた！」
「ミラニスタになってよかった」
「We are AC Milan！」
「やっとあの舞台に帰れる」
「CLマネーでさらに補強できる！」
「ラスト５試合はすべてクリーンシート！すごい守備だった」
「ジージョ（ドンナルンマ）の涙を見て泣いてしまった」
「マルディーニ（テクニカルディレクター）もめっちゃ喜んでて嬉しい！」
「ジージョとマルディーニの抱擁が最高すぎる」
「やっぱりCLにはミランがいないと」
「本当に長かった。嬉しすぎる」
「クラブ、選手、そして世界中のミラニスタ、おめでとう！」
「これでジージョとチャルハノールも契約延長だな」
「ガチで泣いた」
 
　歓喜したのはもちろんファンだけではなく、選手たちもロッカールームや帰りのバス内で大喜びする様子を続々とSNSにアップ。ステーファノ・ピオーリ監督までも大はしゃぎする様子などが話題になっている。

【動画】監督も大はしゃぎ！ミラン帰宅バスの様子はこちら！
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部