南野拓実は決定機を生かせず…3か月ゴールなしで今季終了。サウサンプトンはウェストハムに0-3で完敗

2021年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野は2トップの一角で2試合ぶりに先発

南野はカウンターから決定機を迎えるも、生かすことはできなかった。(C)Getty Images

 現地時間5月23日に開催されたプレミアリーグ最終(第38)節で、南野拓実の所属する14位のサウサンプトンは6位のウェストハムと敵地で対戦。2試合ぶりの先発に名を連ねた南野は、2トップの一角に入った。

 サウサンプトンは11分に決定機が到来。カウンターから一気にゴール前まで持ち運び、最後は左サイドでラストパスを受けた南野が、前に出てきたGKファビアンスキの動きを冷静に見極め、左足でフィニッシュするが、わずかにゴール右に外れてしまう。2月20日のチェルシー戦以来、3か月ぶりのゴールとはならない。

 さらに22分には、ディアロのふわりと浮かせたクロスにウォーカー=ピータースが、ゴール至近距離から左足でシュートを放つも、ここはファビアンスキの好守に阻まれてしまう。

 迎えた30分、ボーウェンに浴びたシュートは守護神マッカーシーが防ぐも、こぼれたところをフォルナルスに押し込まれて先制点を許すと、その3分後にも右サイドのクロスからまたもスペイン代表MFに合わせられ、リードをあっという間に2点に広げられてしまう。
 
 0-2で突入した後半は、五分五分の展開のなか、60分には南野がペナルティエリア手前でスルーパスに反応、通ればビッグチャンスだったが、相手DFに潰されてシュートには持ち込めない。

 直後の62分に日本代表FWは21歳のテラと交代。今シーズンはリバプール時代と合わせ、公式戦27試合・6ゴールに終わった。

 なんとか一矢報いたいアウェーチームはその後、代わって入ったテラやレドモンドが惜しい場面も作るが、ゴールを奪えず。

 逆に86分に、ライスにダメ押し点を奪われ、0-3で完敗。2連敗で2020-21シーズンが終了した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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