「バルサに見下された」優勝決定弾のスアレス、涙ながらに古巣をチクリ!「苦しかった」

2021年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「アトレティコがドアを開いてくれた」

アトレティコを7年ぶりのリーガ制覇に導く決勝弾を決めたスアレス。(C) Getty Images

 7年ぶりの戴冠を引き寄せたのは、やはりこの男だった。

 現地時間5月22日に開催されたラ・リーガ最終節(第38節)で首位のアトレティコ・マドリーは19位のバジャドリーと敵地で対戦。前半18分に先制される苦しい展開のなか、2-1で逆転勝利を飾り、2013-14シーズン以来11度目のリーガ制覇を成し遂げた。

 値千金の決勝弾を叩き出したのが、エースのルイス・スアレスだ。57分にアンヘル・コレアのゴールで1点差に追い上げて迎えた63分だった。敵のバックパスのミスに反応して独走すると、最後はGKとの1対1を冷静に制して、左足で逆転ゴールを奪ってみせた。

【動画】値千金の決勝弾! 試合後にピッチで号泣するスアレス
 
 ロナルド・クーマン監督の構想外となり、6年間在籍したバルセロナを追われてアトレティコへやって来た"優勝請負人"は、試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。スペイン紙『AS』が伝えている。

「このシーズンは、(バルサに)見下されたところから始まった。アトレティコは僕のためにドアを開いてくれた。おかげでこのようなことを証明することができた。いつも信頼してくれて感謝しているよ」

 さらに、「リーグタイトルの味は?」と訊かれ、「特別だよ。そのために苦しんだから」とこぼしたウルグアイ代表FW。その目には涙が溢れていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】7年ぶりにラ・リーガ制覇を果たしたアトレティコ!歴史に名を刻んだV戦士を一挙紹介!

次ページ【動画】値千金の決勝弾! 試合後にピッチで号泣するスアレス

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事