【J1採点&寸評】清水0-3名古屋|MOMは全得点に絡んだレフティ!柿谷、G・シャビエルが良い流れを創出

2021年05月16日 前島芳雄

清水――セットプレーからの失点が止まらず、先制を許す

【警告】清水=エウシーニョ(30分)、ヴァウド(40分)、奥井(60分) 名古屋=なし
【退場】清水=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】マテウス(名古屋)

[J1リーグ14節]清水0-3名古屋/5月15日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5

名古屋のプレスに押されてビルドアップが思うようにいかず、早い時間に先制されて完全に相手の術中にはまってしまった。守備では逆にプレスがはまらず、攻守両面で良い部分をあまり出せないまま完敗。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5

セットプレーからの失点が止まらないのはGKとしても痛いところ。その他の失点でも、DFとの連係の面で詰めが必要か。

DF
18 エウシーニョ 5.5

前半は対面の相馬に大きな仕事はさせなかったが、名古屋の早いプレッシングを受けていつものようなキープ力やパスを出せず、攻撃を牽引できなかった。

5 ヴァウド 5(HT OUT)
空中戦や対人の強さを買われて先発起用されたが、セットプレーの守備で期待に応えられず、熱くなってイエローカードを受けたこともあり、前半のみで交代。
 
2 立田悠悟 5
クロス対応で奮闘したが、1失点目はクリアに失敗。3失点目も寄せが足りなかった。攻撃ではロングボールが増えて、こぼれ球を名古屋に回収された。

21 奥井 諒 5.5(67分OUT)
マテウスに厳しくアプローチしていたが、チーム全体が押されたなかで止めきれなかった。攻撃では66分に決定機につながるクロスを送ったが、攻撃回数は少なかった。

MF
11 中山克広 5(67分OUT)

吉田に前を向かせてもらえず、右からの攻撃は沈黙。前半終了間際に左に流れて決定機を向かえたが、シュートは枠に飛ばせなかった。後半はトップに移ったが、チャンスは作れず。

17 河井陽介 5.5
いつもよりプレッシャーが早くかかり、パスコースも少なかったなかで、パスを捌けなかった。前方向のパスが少なく、これまでの安定した働きができなかった。
 

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