「このチームは壊れている」痛恨ドローのバルサに辛辣批判!「存在していたのか?」と糾弾されたのは――

2021年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タイトル争いをしているチームが…」

3ゴールを奪いながら勝ちきれなかったバルサ。2ポイントを失った。(C)Getty Images

 2―0で前半を終え、そのリードを追いつかれた直後に勝ち越したにもかかわらず、勝点1しか持ち帰れなかったのだから、批判は当然だろう。

 現地時間5月11日に開催されたラ・リーガ第36節で、首位のアトレティコ・マドリーを2ポイント差で追う3位のバルセロナが、レバンテと敵地で対戦。二度のリードを守りきれず、3-3で引き分けた。

 勝てば暫定ながら首位に立てるバルサは、26分にエースのリオネル・メッシのボレー弾で先制すれば、34分にペドリが加点。2点のリードで前半を終える。

 しかし、57分と60分に立て続けに失点すると、64分にウスマンヌ・デンベレのゴールで再度勝ち越したにもかかわらず、83分にセルヒオ・レオンのシュートで被弾。痛恨のドローに終わった。

 優勝を争うアトレティコとレアル・マドリーの今節の結果にもよるが、リーグ制覇が遠のいバルサには辛辣な批判が寄せられている。

【動画】3-3の壮絶な撃ち合い!バルサがまさかのドローに終わったレバンテ戦のハイライトはこちら
 スペイン紙『AS』によれば、スペインのラジオ局『Cadena SER』の番組「Carrusel Deportivo」でコメンテーターを務めるマルコス・ロペス氏は、次のようにコメントしたという。

「響き渡る崩壊の音とリーグ制覇への別れ。レバンテの仕事は称賛に値するが、タイトル争いをしているチームはこんな風にはなりえない。最大の責任は監督と選手にある。メッシは後半、存在していなかった。(アントワーヌ・)グリエーズマンは、いたのかすらわからない。このチームは壊れている。問題は今シーズンではなく、どのように再構築されるかだ」

 マドリードの2チームとの今季の対戦成績で劣っているため、2年ぶりのリーガ制覇にはその両方に勝点で上回らなければならないバルサ。あまりに痛い引き分けとなってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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