「メッシの残留を確信」バルサ新会長が注目発言!ハーランド獲りには「やれることはすべてやる」

2021年04月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「メッシはモチベーションを感じている」

来シーズンにメッシとハーランド(右)の共闘はあるのか。(C)Getty Images

 バルセロナのジョアン・ラポルタ新会長は、一貫してリオネル・メッシの慰留に全力を尽くすと強調してきた。そのスタンスに変わりはない。昨年夏に退団を申し出た背番号10の残留を確信している。

 前政権との確執が騒がれ、移籍を志願したメッシは、契約解除金を巡る見解の相違などもあり、最終的にバルサに残った。だが、契約は今季末まで。今後の身の振り方はつねに取りざたされている。恩師ジョゼップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティや、ネイマールとキリアン・エムバペの去就が注目されているパリ・サンジェルマンへの移籍の噂は後を絶たない。

 4月16日には、ラポルタ体制になって初めてのオファーをバルサがメッシに提示したとも報じられた。米スポーツチャンネル『ESPN』は、クラブと選手に近いソースの情報としてこれを否定している。

 ただ、ラポルタ会長がメッシの残留に自信を見せていることは変わらない。17日のコパ・デル・レイ決勝を前に、同会長は『Deportes Cuatro』で「すべて適切に進んでいる」と話した。

「わたしはクラブにできる範囲内で慰留のために全力を尽くす。それが、今われわれがやっていることだ。メッシはモチベーションを感じており、素晴らしい人間だ。わたしは、彼がバルサで続けることを望むと確信している」

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 一方で、バルサはこの夏の注目株アーリング・ハーランドにも関心を寄せている。選手の父親やミーノ・ライオラ代理人と会談したのは周知のとおりだ。獲得するには巨額が必要なだけに難しいと言われる中、ラポルタ会長は「やれることはすべてやる」と述べた。

「来季に向けて競争力のあるチームをつくるために、われわれはハードワークしなければならない。ただ、いま優先するのは(コパ)決勝に勝つことだ」

 タイトル獲得はロナルド・クーマン監督の今後を左右するとの声もある。来季の編成にも影響するかもしれない。バルサがまず目指すのは戴冠だ。ただ、メッシの去就を巡る喧騒も尽きないだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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