「赤面した。自分が小さく感じた」ドイツ代表DFがC・ロナウドにユニ交換を断られた過去を告白!「僕のことを見もしないで…」

2021年04月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「だれかが気づいていないかと周りを見回し…」

ゴゼンスの申し出を断ったというC・ロナウド。敗戦直後で腹の虫がおさまらなかったのかもしれない。(C) Getty Images

 超一流プレーヤーとのユニホーム交換は、対戦した選手にとって貴重な機会だ。だが、夢は必ずしも実現するとは限らない。

 アタランタのロビン・ゴゼンスが、出版する自伝の中で、ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドからユニホーム交換を断られたエピソードを明かしたことが分かった。『Tuttosport』紙などイタリア・メディアが伝えている。

 ゴゼンスは「ユベントスとの試合後に、C・ロナウドのユニホームをもらうという夢をかなえようとしたんだ」と明かした。

「試合終了の笛が鳴り、僕は彼のところに向かった。祝うために観客のところに行くことすらしないでね。でも、C・ロナウドは受けてくれなかった。僕は彼に『クリスチアーノ、君のユニホームをもらえないか?』と尋ねた。彼は僕を見ることもなく、ノーとだけ言ったんだ」

 サッカー界のスーパースターに申し出を断られたゴゼンスは、「完全に赤面した。恥ずかしかった」と振り返っている。

「僕はその場を去った。自分が小さく感じたよ。恥ずかしいことがあって、だれかがそれに気づいていないかと周りを見回す瞬間が分かるかい? 僕はそれを感じて、隠そうとしたんだ」

【動画】明らかな誤審にブチギレるC・ロナウド
 どの試合での出来事かは不明だが、ゴゼンスが「観客のところに行くことすら」と記していることから、コロナ禍前なのは明白だ。つまり、C・ロナウドがユベントスに移籍した2018-19シーズンから昨シーズン前半戦までの試合となる。

 また、「祝うために」ということは、アタランタにとって良い結果、すなわちユベントスにとって悪い結果だったこともうかがい知れる。昨季前半戦の対戦はユーベが勝利したため、一昨シーズンの出来事ではないだろうか。

 いずれにしても、ゴゼンスが"夢"を叶える機会はまだ消滅していない。アタランタは4月18日にセリエAで、5月19日にコッパ・イタリア決勝で、ユベントスとの対戦を控えている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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