英メディアが東京五輪のサッカーを総力特集!金メダル候補&オーバーエイジにも言及… 日本の下馬評は?

2021年03月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京2会場を除く5つは日韓W杯でも使用

日本男子は本拠地開催で、金メダルを掴むことができるか。アルゼンチンとの再戦にも注目が集まる。(C)JFA

 現地時間の3月28日に北中米カリブ海予選の準決勝2試合が行なわれ、決勝に駒を進めたU-24メキシコ代表と同ホンジュラス代表が本大会の出場権を獲得したことで、男子サッカーの東京五輪出場16チームがついに出揃った。本番ムードが高まるなか、英メディア『90min』では29日付けで「東京五輪におけるサッカーについて、知っておくべきことをまとめてみた」と、特集を組んでいる。

 同メディアは冒頭、「近年サッカーは五輪競技としてますます重要な位置を占めるようになってきており、今夏の日本大会はそれをさらに推し進めるものとなるだろう」とその立ち位置を示すと、基本情報として開催地の情報から伝えている。

「五輪は常に1都市で開催され、そこで大多数の競技が行なわれるが、サッカーは数少ない例外となっており、東京のほかに横浜、埼玉、鹿嶋、仙台、札幌でも試合が実施される。使用されるスタジアムのうち東京2会場を除く5つが2002年日韓ワールドカップ(W杯)で使用されたもので、札幌ドームはイングランドがアルゼンチンを破った場所でも知られている。使用されるスタジアムのリストは以下のとおりだ」
 
東京国立競技場
東京スタジアム
横浜国際総合競技場
埼玉スタジアム
茨城カシマスタジアム
宮城スタジアム
札幌ドーム

 続けて、五輪の注目ポイントでもあるオーバーエイジにも言及。ビッグネームの名を挙げ、来日の可能性を伝えている。

「男子は24歳以下の年齢制限があるが、各国は制限以上の選手を3名入れることが認められている。これにはエジプトがモハメド・サラーをそのひとりとして欲しがっているほか、セルヒオ・ラモスは今夏の金メダル争いの可能性をほのめかしている。ネイマールは、2016年リオ五輪でブラジル代表としてオーバーエイジに選出された過去がある。一方女子には年齢制限がないので、出場国が自由にベストプレーヤーを選ぶことができ、世界最高レベルの権威ある大会となっている」
 

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